妊娠中期/妊娠7ヶ月

妊娠7ヶ月ってどんな時期?

妊娠7ヶ月は妊娠中期の終わりにあたり、山登りなら中腹を越えた頃です。この時期の赤ちゃんとお母さんの体の様子や特徴、やっておくべきことをご案内します。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

妊婦健診は2週に1回になります

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この月の初日から出産予定日までの日数は112日間
妊娠7ヶ月とは、妊娠24週0日から27週6日までの28日間を指します。

妊婦健診は2週に1回になり忙しくなりますが、時間をやりくりしましょう。費用の補助券の枚数が増えた方も多いと思いますので、それを無駄にしないようにしましょう。

赤ちゃんは、この月の終わりには牛乳パックくらいの重さになります

赤ちゃんはこの月のはじめには500~890gくらいですが、終わりには1kg前後=牛乳パック1本くらいの重さになります。そろそろ妊婦健診でも推定体重を出すようになるでしょう。

これまで目を閉じていた赤ちゃんですが、まぶたが動かせるようになって目を開けることができるようになります。

自分の肺で息をするためにとても大切なサーファクタントという物質が肺にでき始めます。これは肺胞を膨らませるために必要な物質で、34週くらいまでかかって十分な量になります。

ママは貧血の出やすい時期です

再び血液検査があるでしょう。主に貧血がないかどうかを調べる検査です。妊娠すると血液の量が増えますが、このころからしばらくは特に血漿が増えるので貧血になりがちなのです。8ヶ月になると赤血球も大きく増えてきます。

施設によっては妊娠性糖尿病の検査もおこなわれるでしょう。これまでの検査値や遺伝的要因などを見て一部の人におこなうところもあります。

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