観光ジャーナリスト・城西国際大学 横浜商科大学 東京成徳短期大学 観光学講師・会社経営。運輸・観光産…
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アウトレットの基礎知識
更新日:2009年11月16日
アウトレットの仕組みは、その歴史や由来を紐解くことで、ぐっと身近になれるはず。キズものやハンパ品が多いのでは?という誤ったイメージを、大きく払拭することでしょう。
三井アウトレットパーク入間は量販店コストコに隣接
1980年代にアメリカで誕生したアウトレットストアは、90年代に入り価値志向、価格重視を追い風に急成長を遂げました。従来型のディスカウントストアとは異なり、品ぞろえ・ブランドバリエーションを充実させているのが特徴で、ファクトリー・アウトレットストアとも呼ばれます。ショッピングセンター(SC)とは競合しない点で、アウトレット・モールSCと表現されることも。
ちなみに「モール」は屋内をイメージさせるため、アウトレットセンターと表記する管理運営会社もあります。ここでは、これらを総称して「アウトレット」と表現します。
アウトレットが日本に初上陸したのは1993年。埼玉県ふじみ野市にオープンしたアウトレットモール・リズムが第1号です。次いで、三井アウトレットパーク大阪鶴見、軽井沢・プリンスショッピングプラザが開業。90年代後半以降、出店ラッシュを迎えます。
2009年7月に開業したチェルシーグループのあみプレミアム・アウトレット
このチェルシーグループによる「チェルシープレミアム・アウトレット」は、国内老舗の三井不動産系管理運営会社・ららぽーとマネジメントが展開する「三井アウトレットパーク」とともに、国内アウトレットで人気を二分しています。
また、地場の開発業者などが展開するご当地アウトレットを含めると、北海道から沖縄まで津々浦々、30強ものアウトレット施設が日本国内に点在します。
ショッピングに非日常の楽しみを与えてくれるアウトレットは、観光地やその周辺、観光ルート上に立地することも多く、観光地の集客力と売上には相関関係があるといわれています。また、アウトレット自体がひとつの観光資源として、都市圏から誘客している点も見逃せません。アミューズメント性が高く、スーパー安・近・短の代名詞ともなりつつあるアウトレット。百貨店の売上が落ち込むなか、とりわけ2008年の世界金融危機以降もアウトレットは売上や来客数を順調に伸ばしています。
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