妊娠関連情報

更新日:2007年05月29日

3分でわかる不妊治療

「不妊治療って、知りたいけれどややこしそう・・・」という方のために、ミニマムな基本知識をお伝えしましょう。

人工授精、体外受精へ進む

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体外受精はシャーレの中での受精。魚も体外で受精しますね。
タイミング法を続けてなかなか妊娠しない場合は話し合い、希望すれば、もう少し複雑なお手伝いへとステップアップをしていくことになります。

「人口授精」は、精液を子宮の中へ人工的に送り込みます。精子数が少ないケースなどに有効です。1回の妊娠率は15~20%です。

「体外受精」は、麻酔をして卵巣から卵子を取り出します。それをシャーレの中で精子と出逢わせ、受精できたらそれを子宮に送り込みます。それが子宮壁に着床してくれれば妊娠です。1回の体外受精で妊娠する率は人口授精より高いのですが、それでも出産にまで至る率は2割くらいです。ただし20代ではもっと高く、40代はじめで数%になります。

体外受精は専門施設がある

不妊治療をする人のうち、体外受精まで進む人は1~2割です。大部分が不妊治療をメインにした医療施設でおこなわれています。

不妊治療は確実ではありませんから、負担の大きいことを始めるときに「○回までやってみよう」と考えておくことが必要です。繰り返しても妊娠しなければその方法が合っていないということなので、他の方法へ移っていくことを考えます。漢方薬など東洋医学を取り入れていく人もいます。

不妊治療はお金が大変だというけれど?

検査やタイミング法は保険である程度カバーできて大きなお金はかかりません。大変なのは体外受精です。1回40万円くらいかかります。「1回につき10万円・年間2回まで」という不妊治療助成制度はあるのでお住まいの自治体サイトなどで調べてみてください。

不妊治療の大変さは心理面にもあります。夫が精子検査を受けるだけで高いハードルかもしれないし、卵管検査が痛い女性もいます。タイミング法でセックスの日を決められてしまうのも抵抗感があるでしょう。

つらいときは無理せずにお休みすることが必要です。趣味や仕事をエンジョイして治療のことばかり考えないこと、二人で思いやりの心を持ち続けることが、いい不妊治療のコツだと言われています。



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                     イラスト 平井さくら
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河合 蘭

出産ジャーナリスト。産む人と医療者をつなぐネットワーク「REBORN」代表。著書に『安全なお産、安心…

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