妊娠関連情報

更新日:2006年06月12日

出産は一週間も入院する必要がある?

産院不足解消に向け、新しいスタイルを導入している横浜・池川クリニック。ここでは今春から2泊3日で退院するようにして受け入れられるお産の数を増やしました。院長の池川先生にお聞きしました。

「池川明先生(横浜市・池川クリニック院長)に聞く」の第2回目です。第1回目はコチラからどうぞ。

短期入院にすることで、たくさんのお産を受け入れられるようになる

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日本では出産の入院は一週間ですが、海外ではわずか24時間のところも。

池川クリニックでは、今春から入院期間も改革しました。入院期間は、わずか2泊3日。通常、出産での入院は1週間ですから、半分以下の短さです。

池川クリニックは、わずか3床という小さな産院。そのため、ベッドがすぐ埋まってしまい、分娩希望の人をお断りすることもしばしばでした。でも、短期で退院するようになると、ベッドが早く空き、次の人が入れます。池川クリニックが1ヶ月に受け入れ可能なお産件数は、10件から13~14件にアップしました。

米国で出産したら、わずか24時間で退院


そもそも1週間という長さは、日本では常識のようですが、国際的にはかなり長い方です。短いのは米国で、普通のお産ならわずか24時間。帝王切開でも実に3日間ですから非常に大きな違いです。

日本の入院が長くなっているのは、家に帰ったら妻しか家事をする人がいないという状況が影響していると思われます。でも、育児も家事も母親1人が背負うのはおかしいと言われるようになった今、出産直後くらいは夫がしっかり出産休暇を取り、産院の負担軽減に貢献することも必要ではないでしょうか。

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河合 蘭

出産ジャーナリスト。産む人と医療者をつなぐネットワーク「REBORN」代表。著書に『安全なお産、安心…

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