億万長者になってしまったヒッピーのヨーガ行者たち
きくち たぶんアメリカのヨーガには自然について考えるような精神性はないんですね。ひとつには健康志向ブームの流れがあって、ジョギング、ジムの筋トレ、エアロビと流れて今はヨーガに来ている。筋トレの延長のヨーガだから精神性は要らないのかもしれません。
また最近社会学の身体論にヨーガの文献を見つけて、それによると、アメリカのヨーガの特徴は「宗教性がないこと」。その裏には、プロテスタント色の強い国だから、という背景があるそうです。だから、ヨーガはヒンドゥー教との関係が深いからその部分はなかなか受け入れられない。それで、アメリカの筋トレ的なヨーガを指して「プロテスタント・ヨーガ」と呼ぶのだそうですよ。
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| babycomのマタニティー・ヨーガクラスは、やわらかな自然光が入って明るいスタジオ。 |
河合 そこへ行くと、60年代のヒッピーは仏教や他の宗教思想を熱心に学びましたから、アメリカ人としてはすごいことでしたね。
きくち そこが、私が今でもヒッピーの人たちを好きな理由ですね。他から学ぼうとする姿勢を持っている。
河合 ヒッピーの頃にヨーガを始めたアメリカ人達は、今どうしているんでしょうか。
きくち 本格的にヨーガ行者になった人は、今や億万長者だそうです(笑)。それくらいすごいブームですから。ともかく、異常なほどの健康ブームの中で一大ビジネスとしてヨーガがおこなわれていて、先生もこの間までエアロビの先生だったりします。
>>それ以外のアメリカで ヨガブームになった理由とは?>>