妊娠関連情報

更新日:2003年10月29日

20代では、女性医師が男性を上回る

「若いドクターが来ると、女性ばかりよ」そんな声を助産師さんたちからよく聞くこのごろ。調べてみたら‥‥なんと、産婦人科には、いますごい勢いで女性が進出しているのです。

産婦人科は医師の性別がもっとも問題にされる科で「女医さんにしかかかりたくない」という人もいます。そんな方には、朗報です。日本は将来、「産婦人科は、ふつう女医さん」という時代になるかもしれません?!

●産婦人科は女の領域になる?

この数年、産婦人科では女医さんの活躍が目立ってきたような気がしていました。特に大きな病院へ行くと、若い女医さんが多いようです。そこで厚生労働省の図書館に入ってちょっと調べてみましたら、予想以上の勢いで、女医さん率がアップしているのです。
グラフは年代別に産婦人科医の性別をあらわしたもので、紫色が女性、青が男性です。

女医さんが特に増えているのは、20代です。現在の最新データである平成12年の「医師・歯科医師・薬剤師調査」(厚生労働省調べ)を見ると、24歳以下では男性が5名、女性が21名、25~29歳では436名に対し女性が509名でした。

女性が過半数を超えているのです。30代も、20代ほどではないものの、約3分の1が女性です。

●かつては、1割くらいでした

女性が対象である産婦人科は女医さんが多そうな科ですが、実は産婦人科は「外科系」なのです。帝王切開のような手術もあり、分娩も体力勝負。ハードな科だと思われてきたのでしょうか、女医はそれほど多くありませんでした。20~30年前に医師になった世代(現在の年齢は50代前後)になると、女医さん率は1割にも満たない少なさです。女性の進出は、産婦人科では近年の傾向なのです。

女医さんが増えることで、産婦人科はどう変わっていくのでしょうか?こう考えると、若い女医さんたちの気持ちが気になってきました。

●皮膚科、眼科も女性が多い科

ちなみに、他の科で女医さんが多いのはどこだと思いますか。皮膚科、眼科です。こうした科では、若い医師ではやはり男女が同数くらいになっています。


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河合 蘭

出産ジャーナリスト。産む人と医療者をつなぐネットワーク「REBORN」代表。著書に『安全なお産、安心…

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