妊娠の基礎知識/妊娠の基礎知識アーカイブ

流産、出血、進行流産 発覚から手術まで(2ページ目)

妊娠8週くらいまでに、赤ちゃんの心音が超音波検査で確認されるか。ここが妊娠の一里塚です。情報がとても少ない流産後の掻爬(そうは)手術についてもお聞きしました。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

流産のあとの手術――どうしても必要?

流産のあとは、子宮の中をかき出す「掻爬(そうは)」の手術がよくおこなわれます。この手術は、従来は必ずおこなわれていましたが、最近は、やらないケースが出てきています。私も、完全流産をしていて、超音波で見ても何も残っているものがなく、出血も止まっているときは、抗生物質と子宮収縮剤を使うだけにしています。進行流産でも完全流産になっていきそうな場合は、半日ほど待ってみることがあります。

手術の手順などは、人口妊娠中絶の手術と同じです。手探りでおこなう手術なので1/200ぐらいの確率で子宮壁に穴をあけることがあり、濫用は避けたいものです。

手術した方がいい状態とは

稽留(けいりゅう)流産、進行流産、不全流産の状態ならば、あまり時間をおかないで手術するほうが安全です。子宮の中に何かが残っていると、そこに細菌が繁殖し、感染症をおこしやすいからです。中絶に較べると、子宮自身も中身を出そうとしている時期に行いますので、負担は軽減します。

■続きの記事を読む
「流産した人の次の妊娠」



東京大学医学部附属病院女性診療科「習慣流産外来」のホームページ
習慣外来ホームページ

流産は途中で止められるの?
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※妊娠中の症状には個人差があります。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。体の不調を感じた場合は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます