CAF TRUSSARDI(カフェ・トラサルディ)が地球温暖化を抑制!
“CAF TRUSSARDI(カフェ・トラサルディ)”の外観
毎日、暑~い日が続きます!ここまで暑さが続くと地球温暖化を「なんとかせねば・・・!」と深刻に考えてしまいますね。ふと、思いだしたのが4月に訪れたイタリア・ミラノ、“CAF TRUSSARDI(カフェ・トラサルディ)”の 緑に覆われたガラス張りの空間です。ミラノサローネの取材で、ブラレ地区を歩き疲れたころに、緑がもじゃもじゃと生えているガラス張りの箱が目の前に現れました。それが、Trussarudi (トラサルディ)の本社の1Fにある地球温暖化を抑制する“カフェ・トラサルディ”です。
カフェ・トラサルディのインテリア
この“カフェ・トラサルディ”がミラノ・スカラ座の隣に出現したのは2008年の春。天井のグリーンゾーンは、壁面緑化の第一人者であるフランス人のガーデンデザイナーというよりは植物学者である“Patrcik Blanc(パトリック・ブラン)”が手がけものです。
“カフェ・トラサルディ”のインテリア
グリーンゾーンは100平方メートルにも及び、178種類の植物が植えられているそうです。驚くのは、このカフェのオープンによって、「この近辺への車両進入が一部制限され、グリーンに変わったことで、二酸化炭素は年間3万キログラム削減され、一方4800キログラムの酸素が生成される」と当時の雑誌には書かれています。“カフェ・トラサルディ”の店内は、白と黒で統一されたモノトーンの空間が広がり、チェアは VITRA (ヴィトラ) 社のパントンチェアやジャン・プルーヴェのチェアが整然と並べられていて、グリーンだけでなく、非常に居心地の良いインテリア空間を作り出しています。
植物学者“Patrcik Blanc(パトリック・ブラン)”
パリの「ケ・ブランリー美術館」の外壁の垂直庭園
日本では“Patrcik Blanc(パトリック・ブラン)”の作品は、表参道の商業施設GYRE(ジャイル)のエントランスで見ることができます。私が彼の“垂直庭園”に初めて触れたのは、パリの「ケ・ブランリー美術館」の外壁です。その不思議さに、しばらく植物で覆われた外壁に見とれていたのを思い出します。
“垂直庭園”は、メタル・フレーム、PVC層、そしてフェルトの毛管現象で均質の水分補給と栄養を可能にするのだそうです。そして、光合成を行う「光」と「二酸化炭素」、それから「水」と、そこに溶けた多くの「鉱物」だけが植物に不可欠だそうです。パトリック・ブランは、アーティストとして建造物の壁を作るようになったのは10年にも満たないに もかかわらず、既に世界中に200カ所以上の「緑の壁」を作っているのだそうです。
地球の温暖化を防ぐプロジェクトは、さまざまに行われています。この緑を外壁に庭園を造ることが広がり、少しでも地球に潤いが増えていくことを望みます。それと、“垂直庭園”は六本木にも、出現しています。ミッドタウンの反対側、外苑東通りから少し入った複合飲食施設「Feria六本木」のビルの外壁です。しっかりと植物が育ち見事ですよ。ついでの時にぜひご覧ください。
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CAF TRUSSARDI(カフェ・トラサルディ)
Patrcik Blanc(パトリック・ブラン)
<関連サイト>
パリの「ケ・ブランリー美術館」の外壁の写真
「エッフェル塔の影が奏でるレストラン」