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ロフテー枕工房に教わる「枕のお手入れ術」(3ページ目)

枕と一口にいってもさまざまな素材があり、お手入れ方法も違います。今回はロフテー株式会社快眠スタジオを訪ね、睡眠改善インストラクターの折原さんに枕のお手入れ術について伺いました。自分の枕のお手入れ方法をたしかめて、よりよい快眠生活を手に入れましょう。

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド

洗濯できる素材のお手入れと洗濯方法

洗濯できるからといって頻繁に洗っていれば中身が傷んでしまいます。洗えない素材同様、日ごろは湿気をとばしておくことが大切です。


■ポリエステルわた
ときどき日向で干す。干した後、両側から軽く立ち手中のわたをほぐす。洗濯も可能。
<洗濯方法>
  1. 枕カバーをはずして中袋を取り出す
  2. おしゃれ着用中性洗剤を入れて、手で押し洗いをし、すすいだ後、約3分脱水機にかける
  3. 風通しのよい場所で吊るして自然乾燥(羽根の場合は乾燥するまでに目安3日前後かかる)
  4. 枕カバーをして終了

■パイプ・マルコビーンズ(ポリエチレン)
ポリエチレン製の小さな玉やパイプで吸湿性は低いが通気性はよい。枕の表面に寝ている間の汗がたまりやすいので吸湿性の高い枕カバーを使うとよい。ときどき風通しのよい場所で干す。洗濯も可能。ロフテー製品には炭素材のパイプもあり、お手入れ方法は同じ。

<洗濯方法>
  1. 枕カバーをはずして中袋を取り出す
  2. 洗濯ネットに入れ、洗剤を少なめにして洗濯機の弱水流で洗う
  3. 柔軟剤を入れる。滑りがよくなり静電気を防いで汚れが吸着しにくくなる効果がある
  4. パイプは向きによっては脱水しにくくなり乾きに影響するため、脱水の途中で一度止めて、ネットごと向きを変える
  5. 風通しのよい所でつるして自然乾燥させる。日向でもよいが直射日光に当て過ぎると劣化の恐れも。熱に弱いので乾燥機はダメ
  6. 完全に乾いたら、枕カバーをつける


枕の交換時期

枕は使い続けていればへたりなどの劣化があり、劣化すれば快眠が得にくくなるので、素材や使用頻度により時期は異なりますが、買い替えることが望ましいのだそう。交換時期の目安は、短いものではポリエステルわたや絹わたの1~2年、長いものでパイプやマルコビーンズ(ポリエチレン)の4~5年、その他の素材で2~3年とのことです。もちろん、お手入れをしていなければ劣化も早まりますので、時々メンテナンスを。

* * * * * *

ロフテー枕工房ではピローフィッターが首のカーブの深さに合わせて、一人ずつに合った枕を選んでくれるそうです。自分にぴったり合う枕を使えば毎日の睡眠の質もUPするし、素材に合ったお手入れをすることで枕も長持ちするでしょう。枕の臭いが気になる方はガイド記事「枕カバーの臭い取りとお手入れ術」もご参考にどうぞ。ちょっとずつ頑張って、枕をお手入れしてあげましょうね。

【関連サイト】
ロフテー株式会社公式サイト 
枕工房ショップ案内

【編集部おすすめの購入サイト】
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