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2013年夏ボーナス平均支給額ランキング

2013年夏のボーナス調査が日本経済新聞社より発表されました。調査結果によると、2013年夏ボーナスは2012年夏比0.94%増で平均73万7948円。ボーナス支給額を、業種別や企業別にランキング形式で紹介します。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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最新の「2015年冬ボーナス平均支給額ランキング」はこちら>>>

会社の業績や景気に影響されるボーナスですが、2013年のボーナス状況はどうでしょうか。日本経済新聞社の「2013年の夏ボーナス調査(中間集計)」より、ボーナス事情を見てみましょう。

ボーナス支給額の全体平均は約74万円

■2013年夏のボーナス平均額
全体の平均は約73万8000円でかろうじて前年比プラス。製造業はアップとなったが、非製造業は大幅減(出典:日本経済新聞社ボーナス調査、2013年5月13日現在。加重平均、増減率は%、▲は減)

全体の平均は約73万8000円でかろうじて前年比プラス。製造業はアップとなったが、非製造業は大幅減(出典:日本経済新聞社ボーナス調査、2013年5月13日現在。加重平均、増減率は%、▲は減) ※クリックで拡大します※


上の表は、上場企業と日本経済新聞社が選んだ有力な非上場企業199社の2013年の夏ボーナスを調査した中間結果です。平均は73万7948円で、昨年2012年夏のボーナスより0.94%増となりました。

前年2012年の夏ボーナスの同調査では、全体の平均が71万3036円で、2011年夏と比べて4.73%減でした。今年2013年に2年ぶりにプラスへ転じたのはよいニュースといえるでしょう。

業種別では鉄道・バスがトップで約89万円

■2013年夏のボーナス平均額ランキング(業種別)
業種別では鉄道・バスが昨夏に続いてボーナス支給額トップ(出典:日本経済新聞社ボーナス調査、2013年5月13日現在。加重平均、増減率は%、▲は減)

業種別では鉄道・バスが昨夏に続いてボーナス支給額トップ(出典:日本経済新聞社ボーナス調査、2013年5月13日現在。加重平均、増減率は%、▲は減) ※クリックで拡大します※

2013年夏ボーナスを業種別に見てみましょう。業種別に支給額が多い順に並べました。一番支給額が高かった業種は、鉄道・バス。前年比 3.29%増で支給額は88万8135円となっています。鉄道・バスは2012年夏ボーナスでも一番高額な業種でした。

2番目に高額だったのが自動車・部品。2012年夏比11.78%増の86万2287円。トヨタ自動車やホンダなどの自動車メーカーが円安などで好調だったのが要因でしょう。3位の造船は昨夏比0.07%減と微減ですが、82万6791円。4位の医薬品は昨夏7.47%増の81万5235円。医薬品はここ数年は下降気味でしたが、トップ5に戻ってきました。

電力は約45%減の44万円、外食も約16%減

一方、支給水準が低い業種を見てみましょう。業種別のボーナス支給額で一番低かった業種は電力で44万156円。なんと昨夏比45.5%減です。経営が安定していないために、ずるずると下がってしまっています。

続いて「外食・その他サービス」で、昨夏比15.72%減の48万5222円。外食産業は低価格競争が激しいためか、ボーナスの金額はいつも最下位争いの業種となっています。

2012年夏から比べて大きく減ったのが鉄鋼の53万3958円で、7.50%減となっています。2012年夏ボーナスも前年比16.22%減でした。海外企業との価格競争などが影響しているのでしょうか。

2013年夏のボーナスを業種別に見てきましたが、さらに気になるのは会社別の金額。次ページで詳しくご紹介します。

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