自動車保険/自動車保険の補償内容と補償額の決め方

自動車保険の内容と補償額(車両保険)

お気に入りの車が事故で壊れたり、盗難にあったりしたら……。そんな時、強いに味方になってくれるのが車両保険です。車両保険=高いというイメージが一般的ですが、掛け方次第でお得に役立ちますよ。

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

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自動車保険には対人、対物と様々な保険種目がありますが、悩みのタネとなるのが自分の車を守る車両保険。保険料が高くなるので加入に躊躇しますが、加入しなければイザという時には困ってしまいそうです。まずは内容を知ってご自身に必要かどうか検討しましょう。

車両保険のタイプは大きくわけて2つ

駐車場内のいたずらは一般タイプもエコノミータイプも補償OK。しかし当て逃げとなると相手を特定できないのでエコノミータイプでは補償されません
一口に車両保険と言ってもそのタイプは次の2つがあります。

■一般タイプ
標準的な車両保険です。他の車との事故はもちろん、当て逃げ、単独事故でも補償されます。また、盗難やいたずらなどの人災、台風、洪水などの自然災害(地震を除く)、走行中の飛び石なども補償範囲です。補償範囲が広い分、保険料が高くなります。

■エコノミータイプ(車対車+A)
一般タイプよりグレードダウンした補償内容で保険料は安くなります。一般タイプとの大きな違いは単独事故と当て逃げ(相手が特定されない事故)が補償されない点。車同士で事故を起こして、相手がきちんと確認できれば良いのですが、万一逃走してしまったら車両保険が使えません。

車の価値に応じてつけるか、つけないかを決める

ありがちなケースに「新車購入時に車両保険を付け、10年間見直しをしていない」というような例があります。仮に新車価格が250万円の車でも、10年も経過すれば30~40万円程度の補償が精一杯でしょう。これは車の価値が年を経るごとに減価償却するため。こうなると保険料が高いのに補償は少ない状態です。更新時などに現在の車の価値を確認されてはいかがでしょうか。
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