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更新日:2009年09月22日

恐るおそる新興国投資に踏み込んでみる

金融危機以降の世界の株式市場をけん引している新興国の株式市場に投資家は注目しています。が、魅力も大きいがリスクも大きいのが新興国経済です。そこにどんなリスクが潜んでいるのか?点検してみましょう。

世界分散投資を志す人たちが、いま注目しているのが、新興国株式です。現実に、金融危機からいち早く立ち直り株価が回復しているのは、新興国のマーケットなのです。

新興国に固有のリスク

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豊かな自然と個性的な歴史が魅力的だった新興国も今やその経済力で注目される時代となりました。
こうした状況から、新興国の中でどこがもっともうかるのか?と欲張りな追求をしてしまいがちですが、私はもう少し慎重に考えたいと思います。むしろ、新興国の中で投資していけない国はどこか?という切捨てです。新興国のリスクにこそ、いま注目すべきです。

新興国に投資していて怖いのは、政変、戦争、財政破たんなどの国家リスクです。それらのネガテイブな国情をチェックして、投資してはいけない国を明確に認識すべきだと考えます。

以下に、私が注目したい新興国のチェックリストをご紹介しましょう。

人種問題

日本人にはピンとこない問題かもしれませんが、海外では人種問題は数百年続く争いと妥協の歴史です。政治経済に莫大なインパクト与えるテーマであり、人種問題に火種をかかえている新興国には注意が必要です。たとえば南アフリカでは全人口の12%を占める白人層と黒人層との所得格差は5対1と、アパルトヘイト(人種隔離政策)の後遺症は今も残っているんです。

貧富の格差

海外での貧富格差は日本を上回るものがあります。そして、格差の拡大が不満の暴発とつながると、クーデター、内乱、革命などに発展しかねません。貧富の格差を放置している国に投資するのは危険です。たとえば、フィリピンやタイにおける政変の底辺には常にこの貧富の差の問題があります。

新興国に固有の投資リスクはまだあります。続けて4つのリスクを知りたい人は次のページへ
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北川 邦弘

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