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基本料無料のWi-Fiサービス「FON」とは?

最近話題になってきたFON。本記事では、FONの概略からセットアップ時のノウハウ、そして利用してみた感想をまとめてみました。

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FONとは

FONの無線LANルータ「FONERA 2.0n」

FONの無線LANルータ「FONERA 2.0n」

昨今、Wi-Fi携帯端末を屋外で利用するニーズが高まっています。そんな中、基本利用料無料のWi-Fiサービスである「FON」に注目が集まっています。

FONに加入すると、公衆無線LANと同じように市中でインターネットを利用できるようになります。しかも格安です。

さて、FONにはどのような特徴があるのでしょうか?


ルータさえ購入すれば月額利用料は不要

FONを利用するために必要なのは、FON対応の無線LANルータを購入するだけです。また、ソフトバンク社の3G・Xシリーズ(ケータイWi-Fi対応機種)やiPhoneのユーザは、一定の条件を満たすと、ソフトバンク社からFONの無線LANルータが無料で配布されます。この場合、FONを利用するための登録をすればソフトバンクが提供するWi-FiスポットのほかにFONのアクセスポイントも利用できるようになります。


無線LANネットワークも構築できる

オフィスや家庭内で利用する通常の無線LANネットワークを同時に構築することができます。FONの無線LANルータは、市販の無線LANルータの機能も併せ持っています。もちろんFONのルータには有線で接続するためのLANポートも装備されています。


PSPやWiiといったWi-Fi対応のゲーム機もインターネットに接続できる

FONには、プライベートで利用する無線LANのためのSSID(*1)と暗号化なしで利用するSSIDがあります。ゲーム機などは、暗号化なしの方に接続して利用します。

*1:SSIDとは:無線LANにおける親機の識別子。SSIDの数だけ個別のネットワークを構築できる。

このように素晴らしいメリットもありますが、少し気になる点もあります。


自分の契約しているインターネット回線を第3者にも開放している

FONには「インターネットの回線を他の人にも開放してアクセスポイントにする」という基本コンセプトがあり、FONの契約者の数だけアクセスポイントが存在するということになります。

ここで気になるのが「自分のネットワークに侵入されないか」ということです。しかし、プライベートで利用する無線LANネットワークと、第3者に開放する暗号化なしのネットワークは完全に隔離されますので、第3者が自分のネットワークに入ってくることはありません。


自分のIPアドレスを他人も利用している

IPアドレスとは、ネットワーク上の住所のようなものです。掲示板などでは、書き込んだユーザを特定するためにサイトに記録されるIPアドレスが利用されます。FONの場合、同じIPアドレスを、自分もそしてFONに入ってくるユーザも利用するので、「なりすまし」という危険性をはらんでいます。

しかし、FONにはインターネットを利用する際に認証を要しますので、ネットーワーク所有者の書き込みか、FONを利用した第3者の書き込みかを特定することができるようになっています。

次のページでは、実際の設定方法などについて解説します。

更新日:2010年08月23日

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