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更新日:2010年06月18日

ウィークエンドパスで行く、東北「美人湯」への旅

JR東日本のウィークエンドパスを使って行く、美人になれるととりわけ女性に評価の高い「うなぎ湯」への旅レポート。ヘルシーな「こんにゃく懐石」をランチにいただいてきました。

「究極の美人湯」を極める、宮城・山形ゆったり週末旅

JR東日本の「ウィークエンドパス」を使って、まるで「うなぎ」を掴んでいるかのようにトロトロの化粧水のような「美人湯」と、山形名産の「こんにゃく料理」を味わう旅をしてきました。女性やカップルにゼッタイおすすめの週末モデルコースです!

 

旅程

■1日目
東京駅10:40発→(東北新幹線(※))→古川駅12:55着、13:12発→(陸羽東線)→鳴子温泉駅13:55着
・鳴子ホテルの「にごり湯」を日帰りで堪能!
・琢秀(正しくは、王ヘンに秀)の「うなぎ湯」を宿泊して満喫!

■2日目
鳴子温泉駅10:08発→(陸羽東線)→新庄駅11:09着、11:14発→(山形新幹線(※))→山形駅12:04着、12:14発→(奥羽本線)→かみのやま温泉駅12:26着
・楢下宿こんにゃく番所の「こんにゃく懐石」に舌づつみ!

かみのやま温泉駅15:15発→(山形新幹線(※))→大宮駅17:30着、17:49発→(湘南新宿ライン)→新宿駅18:18着

 

旅レポート1日目:贅沢な「3本の源泉ブレンドのにごり湯」へ

今回の旅のテーマは、「日常からのリセット」。ゆったりした旅程のなか、「究極の温泉」を極め、週末で心身ともにキレイになってこようというモデルコースです。

 

古川で陸羽東線に乗り換え、鳴子温泉へ

古川で陸羽東線に乗り換え、鳴子温泉へ

まずは、東京駅エキナカのグランスタで弁当を購入。各地の素材を使った弁当が豊富なので、ここで買うのがいつもの私流。今日は沖縄チャンプルー弁当を買って、東北新幹線「やまびこ」へ。宮城県古川駅までは、桜咲く南東北の景色を眺めながらわずか2時間強。東北って、伊豆へ行くより近いのに気づいていない人が多いのが残念です。古川駅でローカルな陸羽東線のディーゼルカーに乗り換え、14時前に鳴子温泉に到着!

 

まず、向かったのは、駅から徒歩約5分の「鳴子ホテル」。玄関前や建物裏のあちこちで、温泉の噴気がもうもうと湯けむりを上げています。

鳴子は、「川渡温泉」「鳴子御殿湯」「鳴子温泉」「中山平温泉」と陸羽東線に沿って温泉郷を形成し、日本にある11の泉質のうち、9つがここだけで味わえてしまうという超ディープな温泉郷。鳴子を知らずして温泉は語れません。
乳白色に濁る「鳴子ホテル」のブレンド泉

乳白色に濁る「鳴子ホテル」のブレンド泉

鳴子ホテルの泉質は「含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉」。3本の源泉をブレンドした「にごり湯」で、ほのかな硫黄の香りがします。広々とした「芭蕉の湯」には、その日の外気温や湿度により、乳白色になったり、鶯色になったりするという湯がざばざばと満たされ、なんて贅沢なのでしょう。宿泊客のいない11:00~14:00まで日帰り入浴を受け付けているので、ゆっくりと湯で手足を伸ばし、リッチな午後を満喫いたしました。

 

鳴子ホテル
住所:宮城県大崎市鳴子温泉字湯元36
TEL:0229-83-2001
料金:日帰り入浴1000円(11:00~14:00)

 

秘湯「うなぎ湯」に驚愕!

JR東日本の、地力のある温泉を集めた旅行商品「地・温泉」のなかでも、とりわけ女性に人気が高いといわれる中山平(なかやまだいら)温泉「琢秀」が今日の目的地。その理由を確かめに、「うなぎ湯」と呼ばれる温泉宿に行って参りました。

 

秘湯「うなぎ湯」の琢秀に到着

秘湯「うなぎ湯」の琢秀に到着

鳴子温泉駅までは、無料送迎車で迎えに来てくれ、車で約10分。人里離れた里山に「うなぎ湯」は湧いています。「琢秀」では、敷地内に蒸気泉の9本の温泉井戸を持ち、豊富な湯量をいくつもの浴室に供給しています。泉質は100度の「含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉」。道のあちこちに「しんとろりんの湯」と書かれた看板にわくわく感が増してきます。

 

木造りの清潔な館内

木造りの清潔な館内

琢秀は、木造・一部鉄筋17室と小ぶりな宿。木造りの館内は清潔に保たれ、いつも満館で予約が取りにくいこともうなずけます。お部屋は新館の「獅子の間」へ。お風呂が3個所あることの説明を受けながら、チェックイン。

 

何はともあれ、まずは温泉へと、一番古くからあるメイン浴場の「長生の湯」へ。ここには、内湯のほか、混浴の大露天風呂があります。カランが少ないので、ゆっくり湯を楽しむのによい湯です。

そして、いよいよ、透明の湯に浸かると……「なんだ、この湯は!」
画像でこの「究極のとろみ」がわかるでしょうか

画像でこの「究極のとろみ」がわかるでしょうか

これは、通常想像できるさらっとした温泉ではありません。これは、まさに化粧水。重く、とろんとした湯で、皮膚のまわりがコーティングされたようなヌルヌルとした感触になります。手を握ってみると、まさに「うなぎを掴んでいる」ようなヌルヌル感。この湯が「しんとろりん」とした「うなぎ湯」なのですね。

 

広々とした混浴露天風呂。夜なら女性でも入れそう

広々とした混浴露天風呂。夜なら女性でも入れそう

「うなぎ湯」にゆっくりと時間をかけて浸かり、露天風呂で外気にあたり、さっぱりとしてから湯あがり。この湯は、タオルで拭くのではなく、そのまま乾かすのが一番でしょう。女性でなくとも、肌がすべすべになり、全身化粧水に入ったような感じで、クセになって通う方が多いのも実にうなずけます。この湯を知らずして、美肌の湯は語れません!

 

石風呂「石橋の湯」にもうなぎ湯が満たされる

石風呂「石橋の湯」にもうなぎ湯が満たされる

館内には、このほかに男女別露天風呂の「鶴亀の湯」と、一枚岩造りの新しい男女別石風呂「芍薬・石橋の湯」(カランも多い)があります。食後にはさっぱりと、露天風呂へ。翌朝は、朝日のあたる石風呂へ。いずれも「うなぎ湯」が満たされ、館内にいながらにして湯めぐりができます。帰るころにはツルツル、ぴかぴかになっていることでしょう。

 

夕食では春の宮城の素材が勢ぞろい

焼きたてイワナは頭からがぶりとかじりたい。春ならではの献立

焼きたてイワナは頭からがぶりとかじりたい。春ならではの献立

さて、ツルツルになった後は、お待ちかねの冷たいビールと美味しい食事。琢秀の夕食は、まるで春の宮城県産素材のオンパレード。そら豆や菜の花の前菜に続き、イワナ味噌田楽、フキノトウのばっけ味噌、仙台黒毛和牛のステーキ、冷やしうーめん、大泉ポークに、大崎のひとめぼれのご飯、仙台味噌の味噌汁。どうです。まるで宮城県の春が勢ぞろいした感じでしょう。

夜は、温泉の効果もあり、熟睡。女将さんの「朝はゆっくりしていきなさい」の言葉を受け止め、ゆっくりめの朝食。コーヒーをいただき、10時チェックアウト。まさに、命の洗濯に来たような、温泉三昧の一日でした。

秘湯うなぎ湯の宿 琢秀
住所:宮城県大崎市鳴子温泉星沼20-9
TEL:0229-87-2216
料金:一泊二食付き1万5396円(休前日、2名一室の時の一人料金)~

旅レポート2日目はこちら>>
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この記事の担当ガイド

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井門 隆夫

「旅館マエストロ」と呼ばれ、全国の旅館を知り尽くした専門家。これまで見てきた旅館は1,000軒以上。…

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