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壁紙リフォームでこれはしちゃダメ!クロス張替えの後悔ワースト3

壁紙クロス張替えリフォームでの後悔ワースト3! 多くの人が失敗したと後悔する壁紙とは? 雑多な雰囲気になってしまった事例、そして工事後の後悔、納得の第1位をご紹介します。(2018年改訂版、初出:2010年9月)

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

壁紙クロス張替えの後悔 - 第3位
リフォーム前とほとんど変わらない、もっと冒険すればよかった

壁紙リフォーム・クロス張替えでは、無難にし過ぎて後悔することも

壁紙リフォーム・クロス張替えでは、無難にし過ぎて後悔することも

壁紙クロスの張替えリフォームでは、初めはイメージチェンジをしたい!と思っていても、いざ決める段になると、「やっぱり無難に」「飽きがこないように」 と、前と同じような壁紙クロスや、地味目のタイプを選ぶ傾向があります。

結局、張替え前とイメージがほとんど変わらず、誰にも気付いてもらえない、地味で詰まらない、もっと冒険すればよかった、でもキレイにはなったことだしまぁよしとするか……。

せっかく新しい壁紙クロスになったのに、心から喜べない、もやもやとした後悔を残してしまっているケースは、意外と多いのです。
 

壁紙リフォーム・クロス張替えのコツ
冒険するなら地模様タイプ

壁紙リフォーム・クロス張替えで少しだけ冒険するなら、地模様タイプの壁紙がオススメ

壁紙リフォーム・クロス張替えで少しだけ冒険するなら、地模様タイプの壁紙がオススメ(サンゲツ

壁紙クロスの張替えリフォームで、少しだけ冒険するなら、色数が少ない地模様タイプの壁紙がオススメです。地模様の壁紙クロスは、小さなサンプルでは派手に見えますが、大きな壁面に仕上がると壁にしっくり馴染んで、落ち着いた中にも華やかさを感じさせる空間になります。

次のページは、壁紙クロス張替えリフォームの後悔の第2位! 壁紙クロスを張替えたせいで雑多な雰囲気に? そして納得の第1位をご紹介します。

壁紙クロス張替えの後悔 - 第2位
柄物を選んだら、ごちゃごちゃして落ち着かない

壁紙リフォーム・クロス張替えで、小物が多い洗面所に小さな柄の壁紙を選ぶとごちゃついた雰囲気になることも

壁紙リフォーム・クロス張替えで、小物が多い洗面所に小さな柄の壁紙を選ぶとごちゃついた雰囲気になることも

柄物の壁紙クロスを選んで失敗したケースもよく見かけます。

リビングの壁を小花柄の壁紙に張替えたら、柄がチラチラ目について落ち着かない雰囲気になってしまった、子供部屋に大柄の壁紙を張ったら、狭い感じがするようになってしまったなど、出来上がってみたら想像と違ったケースです。

また洗面所などの小物が多い空間に、細かい柄の壁紙クロスを張ったせいで、ますます雑多な雰囲気になってしまったケースも少なくありません。
 

壁紙リフォーム・クロス張替えのコツ
柄物を選ぶなら、『張り分け』すべし

 
壁紙リフォーム・クロス張替えで、大きな部屋には大柄の壁紙を選べる(サンゲツ)

壁紙リフォーム・クロス張替えで、大きな部屋には大柄の壁紙を選べる(サンゲツ

柄物の壁紙クロスを選ぶ時は、「部屋の大きさ」と「柄の大きさ」のバランスがポイントになります。大きな部屋の全面に小柄を張れば煩くなります

し、小さな部屋の全面に大柄を張れば圧迫感が出ます。

基本は大きな部屋には大柄、小さな部屋には小柄ですが、壁紙の張り分けテクニックを使えば、手軽にバランスを整えることができます。壁紙の張り分けとは、1部屋の中の1部分にだけ違う壁紙を張る手法のことです。
壁紙リフォーム・クロス張替えで、柄物を選ぶなら『張り分け』しよう(サンゲツ)

壁紙リフォーム・クロス張替えで、柄物を選ぶなら『張り分け』しよう(サンゲツ

例えば、大きなリビングのソファーの後ろの壁面にだけ小柄の壁紙クロスを部分張りにする、小さなトイレの壁の1面にだけ大柄の壁紙クロスを張るなど、部分張りで柄の面積を調整することで、バランスよくまとめることができます。

また壁紙に柄物を使う時は、インテリア全体に気を配ることが大切です。置く小物は厳選し、壁紙以外の色数を減らしてスッキリまとめましょう。
壁紙リフォーム・クロス張替えで、洗面所に柄物を使う時は、小物を含めた色数に注意(サンゲツ)

壁紙リフォーム・クロス張替えで、洗面所に柄物を使う時は、小物を含めた色数に注意(サンゲツ

次のページで、納得の第1位! とても多い壁紙クロス張替えの後悔です。

壁紙クロス張替えの後悔 - 第1位
スイッチや枠の汚さが目立ち、壁だけが浮き上がって見える

壁紙リフォーム・クロス張替えをする時、古いスイッチプレートなどには注意が必要

壁紙リフォーム・クロス張替えをする時、古いスイッチプレートなどには注意が必要

壁が新しくなると、今まで気にならなかったスイッチプレート、照明器具、枠、エアコンなどの古さや汚れが目立つようになります。

しかし壁紙クロスの張替えが全て終わってから、これらの交換をしようとすると、二度手間になり、費用が高くついてしまいます。

特にリフォームの場合、真っ白な壁紙クロスを選ぶと、古い部分から新しさが際立ち、壁だけが周りから浮き上がって見えることがあります。
 

壁紙リフォーム・クロス張替えのコツ
部屋の古い部分とも馴染みのいい壁紙を選ぶ

壁紙リフォーム・クロス張替えで、生成りの織物調の壁紙なら古い枠や家具とも馴染みやすい(サンゲツ)

壁紙リフォーム・クロス張替えで、生成りの織物調の壁紙なら古い枠や家具とも馴染みやすい(サンゲツ

リフォームは新築と違い、新しい部分と古い部分が隣り合っています。新しい部分が浮き上がってしまわないよう、バランスを考えながら選んでいくことが大切です。

真っ白い壁紙は新築ならキレイですが、リフォームの場合は古い部分と馴染まず、不自然に感じられることもあります。リフォームで壁紙クロスを選ぶ際には、少しくすんだ色にするなど、古い部分と溶け合うような色や素材を選びましょう。

また、一緒にやったほうが安くできるもの、後でやると二度手間になるものがあります。例えばエアコンの交換、照明器具やコンセントプレートの交換、コンセントの移動、枠まわりの塗装など、壁紙の上に乗っている物、隣り合わせになっているものは、壁紙の張り替えと一緒にやると、効率よくできます。

特にエアコンは脱着に費用が掛かります。壁紙クロス張替えの際には、周辺のリフォーム時期も見極めて、効率よくやりましょう。
壁紙リフォーム・クロス張替えに合わせカーテンも新しくすれば部屋全体がリフレッシュ(サンゲツ)

壁紙リフォーム・クロス張替えに合わせカーテンも新しくすれば部屋全体がリフレッシュ(サンゲツ

壁紙の張替えリフォームを成功させるコツを、見積もり~工事完了まで5つの段階に分け、それぞれのポイントでの注意点を下記でご紹介しています。あわせてご覧下さい。 2年目でツギハギになってしまった壁紙、黒い縁取りとは、費用が倍増?動かなくなったパソコンなど、壁紙の張替えで実際にあった失敗事例や、工事後に多い不安への対処法は下記でご紹介しています。 【関連記事】
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