幼稚園関連情報

更新日:2008年10月28日

初めての遠足を楽しくするために

秋も深まり、遠足のシーズンです。「遠足」に緊張はつきもの。普段は出来ていることでも、緊張からできなくなってしまうことも。子どもたちが遠足を楽しめるよう、どんな工夫をしておけばいいのでしょう?

朝、園の近辺に大型バスが停まっているのを見かけるようになりました。秋も深まり、遠足のシーズンです。年少さんや、2年保育の年中さんにとっては、初めての遠足です。年中、年長さんにとっては、初めてではないものの、やはり「遠足」に緊張はつきもの。普段は出来ていることでも、緊張からできなくなってしまうことも。子どもたちが遠足を楽しめるよう、どんな工夫をしておけばいいのでしょう?

お弁当を食べる練習を!

お弁当
遠足のお楽しみはママの手作り弁当!
遠足といえば、いちばん楽しみなのはママの手作りお弁当です。わが家の年少児たちも、もうすぐ遠足!「ねえ、遠足のお弁当には何を入れるの?」と毎日尋ねて来ます。お弁当に腕をふるうのは、親が当日するべきこと。でもその前にぜひともやっておきたいのが、お弁当を食べる練習です。

「え? うちの子は毎日、幼稚園でお弁当を食べているから、今さら練習しなくても……」と思いがちですが、遠足でお弁当を食べる場所は、給食で毎日お弁当を広げている場所とは違います。教室では園児用の椅子に腰掛けて食事をしているかもしれませんが、遠足では、地面にシートを敷いて座って食べることもあるでしょう。大人にとっては些細な変化でも、年少さんにとっては一大事! 一度、練習してみてはいかがでしょうか。年中、年長さんでも、普段、お昼が給食のお子さんにとっては、お弁当はそれだけで一大イベント!上手に楽しく食べるための練習は欠かせません。

お弁当お弁当
家で予行練習しておくと安心ですね
部屋の中にシートを広げ、「遠足の時には地面に座って食べるかもしれないね。今日はお部屋で遠足ごっこをしようか」という具合に誘ってみましょう。おやつの時間がちょうどいいかもしれません。持っていく予定のお弁当箱に、簡単におにぎりを詰めて、渡してあげましょう。

園児がもっとも「失敗」しやすいのが、お弁当箱のふたを開けるときです。テーブルやシートの上に置かずに、両手で持って勢いよくふたを開けてしまい、中身が全部落ちてしまった……なんていう失敗が時々怒ります。せっかくのお弁当が台無しになってしまったら、子どもは落ち込みますよね。「練習」はあくまでも、子どもに成功体験をさせて自信を付けさせるためのもの。出来るまで厳しく繰り返すのはナンセンス。ちょっとしたコツを教えて、上手に食べられるようにしてあげましょう。

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猪熊 弘子

ジャーナリスト・翻訳家。東京都市大学人間科学部客員准教授。朝日新聞出版『AERA with Baby…

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