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食中毒が気になる夏のお弁当作りのコツ

夏のお弁当作りで気になるのが食中毒対策。必要以上に神経質になることはないけど、ポイントだけはしっかりおさえておきましょう。

執筆者:吉森 福子


ただでもめんどうなお弁当作り。ただでもめんどうな夏の食事作り。さらに食中毒にも気をつけなきゃならないとなると、ますますおっくうな夏のお弁当作り。
ここでは、「安全で簡単な夏のお弁当作り」のコツを紹介します。


(1)夏のお弁当の考え方
(2)食中毒を防ぐテクニック
(3)調理用具のチェックと便利グッズ



(1)夏のお弁当の考え方

「ちょっとだけ、味付けは濃いめに」

食欲が落ちる夏の味付けは、ちょっとはっきりめに。あまりこってりしたものはかえって気持ち悪くなりそうだけど、塩味、酢(後述)、しょうゆ、スパイスなどで食欲増進を。
塩分と酢は、食品の傷みも防ぎます。

「子どもにはできるだけ薄味で」というのは正しい意見ですが、夏のお弁当に関しては、あまり薄味にこだわると「ちっとも食べてくれない」なんてことになりがちです。

「食べられるものだけ、少量つめる」

もちろん、夏でもたくさん食べる子にはたくさんつめていいんですよ。でも暑さで食が進まないような場合は、食べられそうなものだけつめるようにしたほうがいいと思います。好き嫌いの克服は、食欲の出る秋以降ということにして、ね。

「1日全体の食事の中で、お弁当を考える」

他の季節でもそうですが、特に夏の食事については、1日とか2,3日とか、長いスパンでつじつまが合うように心がけていればOKではないでしょうか。

特に食の細い子の場合は、例えば幼稚園のお昼はちょこっとつまむだけでも、家に帰ってから冷房の効いた部屋でならたくさん食べるかもしれません。お昼ごはんをお弁当とおやつの2回に分けて食べる、というつもりでいいのでは。
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