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口呼吸には危険がいっぱい!(4ページ目)

鼻で呼吸していると思っていても、無意識のうちに口呼吸をしてしている人がかなり多く、その口呼吸が、さまざまな病気の原因となっているというのです。鼻呼吸への矯正方法もご紹介します。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

鼻呼吸への矯正方法

イラスト : Kaname

●おしゃぶりをくわえて、日常生活を送る
赤ちゃんでなくても、おしゃぶりは効果的です。少し抵抗はあるでしょうが、幼児から大人まで、家の中ではおしゃぶりを口にするという一見冗談のような方法も非常に効果的です。

●1日3回、合計1時間ほど、口を閉じてガムをかむ
砂糖を使わないキシリトールガムがよい

●食事の際は、姿勢を正して、口を閉じ、一口30回程、両側で噛んで食べる
今の大人は5回から10回程度しか噛まず、しかも片側で口唇を開いたまま食事をする人もいるので、子供もそれに習います。食事の作法を復活させましょう。

イラスト : Kaname

●医療用テープを口に貼り、そのまま、日常生活をする
このとき、すぐにはずれるように、ゆるめに貼ることを忘れないでください。くしゃみをしたときに鼓膜をやぶってしまう危険性があります。

●鼻孔拡大装置を鼻にはめる



なんと、鼻呼吸への矯正は2週間から4週間で、効果は現れるということです。

また、この矯正を数時間おこなっただけで、矯正前と比べ、握力、背筋力などの体力や、計算力などの集中力が高まるという結果も報告されています。

口呼吸時には、からだに必要な酸素が十分吸収されておらず、酸素不足で能力が落ちていたと思われます。

口呼吸から鼻呼吸に転換するというのは、簡単な健康法です。そうすることで、体質が改善され、体力、集中力もアップするというのですから、この努力は、親子で、ぜひとも実践したいものですね。
 

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