早期教育・幼児教育関連情報

更新日:2006年11月20日

健全な早期教育のための心得

早期教育に関しては賛否両論さまざまですが、早期教育機関の見解による必要性について考察し、早期教育をどうとらえればいいのか考えてみたいと思います。

健全な早期教育のために気をつけたい点

その都度、子どもに見合った教育をすることが大切

その都度、子どもに見合った教育をすることが大切

■発達段階を踏まえた子どもに見合った教育

早期教育をする場合、乳幼児期の子どもの発達段階を踏まえて無理なく進めていくことが望ましいと言えます。近視眼的な目的ではなく長期的な視点に立って、どういう人間になってほしいかを考え、その都度その子どもに見合った教育をして行くべきなのです。

■母親同士の競争にならない
教育にはゴールがないので、勝ち負けはありません。「お友達が始めたから」とか「あの子は、もうあれができるから」と他の子と比較し、我が子に過度の期待を押し付け、早期教育が母親同士の競争になってしまわないように気をつけなければなりません。

■自発的な遊びも大切にする
子どもはお友達との遊びの中で多くのことを学びますので、早期教育ばかりに走ることなく子どもの自発的な遊びの時間も大切にし、バランスの取れた生活が送れるよう心がけなければなりません。

■親も子も楽しんで学習する
子どもに早期教育を無理やり押し付けようとすると、子どもの親への信頼感が損なわれる恐れがあります。親子の信頼感は将来その子どもが人間関係を築くための基礎となります。つまり、親も子も楽しんで学習することが基本となります。

■冷静な目で判断する
ゆとり教育などの影響で、学校教育への不信感から自衛策として早期教育に取り組む母親たちの気持ちも理解できますが、宣伝文句をうわべだけでとらえることなく、冷静な目で判断しなければなりません。

■子どもの幸せを一番に考える
人間形成の大事な時期をどうやって育てていくかを考え、子どもの将来や子どもの幸せを意識する。つまり母親自身のための早期教育になっていないか振り返り、暴走してしまわないように心がけるべきです。

あくまでも子どもの成長のための一つの選択肢として、過度にならないように、友達と遊んだり家族と過ごしたりするのと同じレベルで楽しく取り組んでいくことが大切なのではないでしょうか。

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上野 緑子

幼児教室・小学校受験の個人講師を経て、現在は教育コンサルタントとして、原稿執筆、講演など教育・子育て…

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