早期教育・幼児教育/早期教育・幼児教育関連情報

シリーズ=先生訪問!=vol.1 捨てちゃうものが立派な遊び道具

広告やカレンダーの裏を使った楽しい造形遊びをご紹介します。子ども主体の造形活動で、創造力のある子どもが育ちます。創造力のある子どもに育てるヒントがいっぱいです。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

幼児期のお子さん対象に、さまざまな分野でご活躍されている先生方を訪問していきたいと思います。

第一回目は、造形・絵画のご指導をしていらっしゃる内本久美先生のお宅を訪問しました。

内本久美先生
大阪教育大学教育学部美術教育学科卒

内本先生は幼稚園・幼児教室で幼児対象に造形・絵画のご指導をされている他、幼稚園の先生や保護者の方にさまざまな造形遊びの提案をされています。

今回は、普段捨ててしまっているようなものを使っての造形遊びをご紹介していただきます。

内本先生・・『まず、最初に広告、包装紙、ダイレクトメールの封筒、はさみ、セロテープ、クレヨンなどを準備しておきます。そして、カレンダーを裏返しにしたものに包装紙で飾りを付け、お店やさんらしくしたものを壁に貼っておきます。』


内本先生・・「今日は、みんなでいろいろなお店を作ってみない?!壁にお店が貼ってあるでしょ?でも、まだ、何屋さんか決まっていないの。みんなで好きなお店にしてみようか!ほら、いっぱい、広告があるでしょ。そこに、いろんな写真が載ってるよね。その写真を切り抜いて貼って、お店を作ると楽しいと思うんだけどな。」

子どもたち・・「私、ケーキ屋さん!」「私、レストラン!」「私はペットショップ!」

子どもたちはすぐに、それぞれのお店に関係ある写真を切り始めました。


内本先生・・「細かい絵を切る時は、大きい紙のまま切ると切りにくいから、はじめに、その絵の周りをちょっと大きい目に切ってから、細かく切ったら、切りやすいよ。」

*大きい紙のまま、いきなり細かい物を切ると、紙を微妙に動かすのが難しいのですが、アバウトに切って紙を小さくしてからだと、紙が動かしやすく、細かい絵も上手に切ることができます。


まいちゃん・・「あっ、わたし、セロテープ、丸めて裏に貼ろう。そうすれば、セロテープが見えなくて貼れるから、きれいだもん。」
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