ハワイ/マウイ島・ラナイ島・モロカイ島・カウアイ島

ラハイナ/マウイ島

19世紀初頭、ハワイ王国の首都が置かれた島西部のラハイナ。その後は捕鯨船の拠点として栄え、今も当時の面影を残したノスタルジックな港町です。海沿いのメインストリートには個性的なショップやお洒落なレストランが並び、歴史スポットもいっぱい。海風に吹かれながら、ゆっくり散策をどうぞ。

森谷 貴子

執筆者:森谷 貴子

ハワイガイド

ハワイ王国の都がおかれた古都、ラハイナ

夕陽で色づく夕暮れ時がロマンティックなラハイナの町並み。ニューイングランド風の木造建物や史跡が残る

夕陽で色づく夕暮れ時がロマンティックなラハイナの町並み。ニューイングランド風の木造建物や史跡が残る

19世紀初頭、ハワイを統一したカメハメハ大王~カメハメハ三世時代に王国の首都が置かれた島西部のラハイナ。その後の捕鯨ブーム時代には捕鯨船の補給港として栄え、今も当時の面影を残したノスタルジックな港町です。約2キロメートル続く海岸沿いのフロントストリートには、古い建物に海や海洋動物を描いたアートを扱うギャラリー、個性的なショップが軒を連ね、海辺にはお洒落なオープンテラスのレストランが並んでいます。

ホテル、レストランともに現在も営業中のパイオニア・イン(画像協力:ハワイ州観光局)

ホテル、レストランともに現在も営業中のパイオニア・イン(画像協力:ハワイ州観光局)

国の歴史保護地区に指定されているラハイナでは、史跡散策もお楽しみの1つ。オールドハワイの雰囲気が漂う1902年開業のホテル、パイオニア・イン。町のシンボルである樹齢140年もの巨大バニアンツリー。古来から病気を治す力があるといわれるハウオラの石。罪を犯した捕鯨船員を監禁したラハイナ牢獄など60以上の見どころがあり、歴史スポットには、目印の看板が立てられています。

 

茶色の看板を目印に史跡巡りを(画像協力:ハワイ州観光局)

茶色の看板を目印に史跡巡りを(画像協力:ハワイ州観光局)

これらの歴史スポットを巡るルートマップ「ラハイナ・ヒストリック・トレイル」(地図)がビジターセンター等で配布されているので、ぜひ入手して散策を。お子さんには、捕鯨ブーム後の砂糖きびプランテーション時代に活躍した蒸気機関車に乗って小旅行が楽しめる砂糖きび列車(カアナパリエリア参照)がおススメです。

また、ラハイナの北側に2008年にオープンした新ショッピングスポット、ラハイナ・ゲートウェイ。そして、その向かいに建つ屋内型のラハイナ・キャナリー・モールの2軒は、コンドミニアム滞在者なら要チェック。ラハイナ・ゲートウェイには、地元マウイ産の食材が揃うオーガニックスーパー、ラハイナ・ファームズが。ラハイナ・キャナリー・モールには、24時間営業スーパーのセーフウェイ、日用品調達に便利なドラッグストア、ロングス・ドラッグスが入店しています。

<DATA>
LAHAINA VISITOR CENTER(ラハイナ・ビジターセンター)
住所:648 Wharf St., Lahaina ラハイナ・コートハウス
TEL:808-667-9175
営業時間:9:00~17:00

LAHAINA GATEWAY(ラハイナ・ゲートウェイ)
住所:305 Keawe St., Lahaina
TEL:808-877-7073
営業時間:9:00~21:00 

LAHAINA CANNERY MALL(ラハイナ・キャナリー・モール)
住所:221 Honoapiilani Hwy., Lahaina
TEL:808-661-5304
営業時間:9:00~21:00
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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