日本は素晴らしい
経済的な不安を抱える日本
ミシュランガイドで、三ツ星レストランの数が世界トップの都市は、東京です。お菓子なども、海外のそれと比べればとてもおいしい。家電製品をはじめ、消費財の性能は世界トップクラス。サービス業の接客レベルも非常に高く、快適な生活を送れます。ゲーム、マンガ、アニメなど、世界に誇れる娯楽も多い。
このように日本は、文化的には非常に素晴らしい国です。しかし、経済的には不安があります。つまり、日本はこのままだと、経済的には衰退するのではないか、という不安です。
収入が減るのは誰でもイヤでしょう。反対に、収入が増えればうれしいでしょう。しかし、収入が増えるということは、経済が成長しているということと、社会全体から見ればほぼ同義です。
便利で快適な生活を送り続けるには、お金が動かなければならない。つまり経済成長が必要です。つまり、人も国家も、山を登り続けなければならないわけです。
でも、経済成長がなければ、入ってくるお金も増えるどころか減る一方で、ジャパン・タイタニックとなる日が来る可能性があるわけです。
高齢化は景気減速を招く?
今後、猛烈な勢いで高齢者が増え、日本は超高齢社会に突入します。
この最大の問題は、高齢者はあまりお金を使わないということです。
流行のファッション、おいしいレストラン、ゲーム、映画、パソコン、プラズマテレビ、自動車・・・こういう消費を支えるのは、若い世代であって、高齢者ではありません。
お金を使わない人が増えるとどうなるかというと、内需減退、景気低迷です。
国内では稼げないと判断した企業は、成長国を目指して日本を出て行きます。
ただ、経済成長は私たちにはコントロールできない。だからこそ、日本の景気動向に自分の経済状態が左右される状況をいかに避けるか、が重要です。
これは私自身も完璧ではなく、試行錯誤の状況ですが、いくつか方策があります。
収益源、外貨、現物資産
ひとつは、景気に左右されにくい収益源を持っておくこと。もうひとつは、通貨価値の変動の影響を最小限にすること、つまり、円以外の通貨を持っておくことです。そして、現物資産を持つこと。
今のうちに稼げるだけ稼ぎ、日本円を外貨に分散し、換金価値のある現物資産に形を換えておく。同時に自分自身にも投資し、日本国外でも稼げるスキルと体制をつくっておく。
そのうえで、収入-支出+運用益=資産残高が大きくなるような設計と取り組みをすることです。
そうしなければ、ギリシャだけでなく、かつてのタイ、韓国、ロシア、アルゼンチンのように、国の衰退とともに沈没してしまう可能性があるのですから。
そして私たちは、先人から知恵を学ぶことが出来ます。経済危機で沈没した人、そして生き延びた人たちから、学び、知恵を借りることができます。
もちろん、人それぞれですから、強制するわけではありません。
しかし私は政府や政治家の言うことも、経済学者や経済評論家の言うことも信用しません。私は自分なりに考えて前に進みます。
読者のあなたはどうしますか?