企業年金・401k/401k企業型の運用のポイント

401k資産運用テクニックの基本のキホン(3)

全国350万人の悩める401k会社員のための、資産運用基礎講座も3回目です。会社がなかなか教えてくれないツボを今回もお教えします。今回は「○×投信を買うか」考える前に考えておかなければいけないツボです。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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401kにおける資産運用の基本テクニックを解説する連載記事の3回目です。過去のバックナンバーは下記のとおりです。

 →「401k資産運用テクニックの基本のキホン(1)」
   日本版401k(確定拠出年金)の運用ルールのキホン   
 →「401k資産運用テクニックの基本のキホン(2)」
   日本版401kにおける投資信託活用のキホン
  

基本的な運用方針の立てる第一ステップは?

前回までの二回、勉強してきたのは「運用をする前に最低限覚えておきたい401k運用のルール」でした。
今回考えてみたいのは「さて、私は何でどれくらい投資をするか」という具体的なアクションの第一歩です。

資産運用をスタートというと、「今は株は買いか売りか」とか「○×投資信託は儲かるかどうか」とか「ワールドカップ効果でどの銘柄が上がる?」ということを考えてしまうものです。しかし、401k運用で最初に考えるべきステップはそこではありません。

401kで資産運用をスタートさせるとき、あなたが一番最初に考えるべき課題は「投資信託を何割くらい持ってもいいか」という判断です。投資の割合はどの程度にすべきで、それはどれくらい儲かる可能性があり、また同時にどれくらい損をする可能性があるのか、しっかり確認しておくのです。

特に「どれくらい損をする可能性があるのか」は意識しておくことが大切です。それでは次ページで確認してみましょう。

→投資を5割すると×%プラスになる? 次ページへ
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