3月の住宅エコポイントの申請開始から約3カ月が経ちました。国土交通省より平成22年5月末時点の「住宅エコポイント実施状況」が発表されたので、実際のエコポイントの利用状況はどうだったのか簡単に見てみましょう。
エコポイントの申請総数(累計)は4万1千件
うち新築は約15%、リフォームは85%
新築よりお手軽なリフォームでの利用が多い。
5月末までの約3カ月間で、エコポイントの申請件数(累計)は4万1,113件あり、そのうち新築の申請は6,229件で全体の15.15%、リフォームは3万4,884件で全体の84.85%となっています。
このことから、今現在まで新築よりリフォームで住宅エコポイント制度を利用している人が多いことがわかります。
時間の経過とともに申請件数が伸びる
エコポイントの申請件数は、3~5月の累計で4万1113件でしたが、そのうち5月だけで2万1184件を占めており、4月の1万6239件、3月の3690件と比較しても、3月申請開始以後、時間の経過とともに順調に申請数が増えている様子がわかります。
発行済みエコポイント累計は約15億5000万ポイント
まだまだ予算はありますが、予算がなくなると終了なので、早めの申請が安心です。
実際に発行されたエコポイント数は3~5月の累計で15億4871万9000ポイントで、3月が1627万9000ポイント、4月が2億2828万ポイント、5月が13億416万ポイントとなっており、4月と5月を比べると約6倍に伸びています。
ちなみに住宅エコポイントの総予算は1000億ポイント(1000億円)です。
リフォームで平均4万3000ポイント(4万3000円)分をゲット
エコポイントが発行された件数の累計は、新築が2292件で10.29%、リフォームが1万9975件で89.71%です。発行されたポイント数(累計)で見てみると、新築が6億9030万ポイントで44.57%、リフォームが8億5841万9000ポイントで55.43%となっています。
新築では満額の30万ポイントをもらえるとして、リフォームでは一件当たりどのくらいポイントをもらっているかというと、平均ポイント数は一件当たり約4万3000ポイントとなります。新築の30万ポイントには届きませんが、それでも4万ポイント強の補助は助かりますね。
リフォームの内容はほとんどが窓の断熱改修
窓の改修が最も多い。参考になりますね。
3~5月のリフォーム(累計)を見てみると、窓の断熱改修の件数は1万9837件(ポイント発行数7億6732万ポイント)、外壁、屋根・天井または床の断熱改修は337件(同2876万ポイント)、バリアフリー改修は2842件(同6329万ポイント)となっています。
リフォーム工事の内訳では、窓の断熱改修が圧倒的に多いことがわかります。
エコポイントの交換実績(累計)は3万5198件、12億7706万2858ポイント
発行されたエコポイントの交換実績(累計)は、3万5198件、12億7706万2858ポイントとなっています。エコポイントの利用方法は、追加工事費用に充てんする「即時交換」が5億2271万3600ポイントで40.93%、商品交換が7億5425万3063ポイントで59.06%を占めています。
商品券やプリペイドカードが人気
7億5425万3063ポイントの商品交換の内訳を見てみると、商品券・プリペイドカードが7億3303万3165ポイント、地域型商品券が1488万770ポイント、全国型の地域産品が256万445ポイント、各都道府県の地域産品が350万6560ポイント、環境寄付が9万6195ポイントとなっており、商品券やプリペイドカードと交換する人が大多数を占めていることがわかります。
家電製品や車のエコポイント制度に比べ、「住宅版エコポイント制度」の知名度はあと一歩のようですが、日を追うごとに利用者が増えていることがわかりました。それでは最後に大切なことを確認しましょう。
住宅エコポイントの発行対象
■エコ住宅の新築…平成22年12月31日までに建築着工したもの
■エコリフォーム…平成22年12月31日までに工事着手したもの
平成22年6月27日現在。対象期間は意外と短いです。検討中の方はお早目にどうぞ。
【関連サイト】
住宅エコポイント事務局
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