内装建材/内装建材の基礎知識・選び方

回転するウォークインクローゼット

L型のウォークオンクローゼットの弱点は、コーナー部にできるデッドスペース。これまで諦めていた、そのコーナーに新たなアイディアを投入!

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

L型配列のキッチンには、すでにデッドスペース用のパーツがあります。ところが、ウォークインクローゼットでは、良い解決法がないまま今に至っています。なかば諦めかけていたところに、通販でお馴染の回転ハンガーにヒントがありました!

キッチンの回転トレイ

L型のシステムキッチンでは、回転式のトレイを使った収納があります。L字という形状からすれば、折れ曲がったコーナー部が収納にとってのデッドスペース。手が届きにくいという問題を解消するには、奥から手前に向かって回転させるか、スライドさせるしかありません。

すでに回転トレイ式のパーツが製品化されているので、ご存知のかたも多いと思います。ところが、L型形状のウォークインクローゼットは、未だに手つかずのままなのです。


装置としての回転ハンガー

<a href="http://www.cataloghouse.co.jp/living/clothes/1102515.html">フロンテアundefined回転ハンガー「森の服」</a>がコーナー部にあればデッドスペースがゼロに

フロンテア 回転ハンガー「森の服」がコーナー部にあればデッドスペースがゼロに

これまでにも多くの方々から、L型に曲がったクローゼットの収納法について相談を受けてきました。でも残念ながら、こうすれば絶対に有効だという決め手がありません。そのデッドスペース問題を解決するには、どうしても限界があります。

但しキッチンと同様に、コーナー部を回転させたら解決できるはず。通常のクローゼットは、棚とハンガーパイプで内部を構成しています。その棚のコーナー部分を欠きとって、そこに回転するハンガーパイプを設置すれば、掛けた服全てが360度回転するので出し入れしやすくなります。そしてそのハンガー掛けのパイプが上下2段あって、取り外しができればコートなど長い服を掛けることも可能です。

小さなウォークインクローゼットでも寝室から直接使えて、しかも収納効率の高いスペースが求められています。電動で回転させるといった、大げさな装置である必要はありません。現状のウォークインクローゼットがもつ欠点を、少しでも補えるような収納の形を見直したい時期にきています。


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