提供:セキスイハイム

家庭でできる省エネ・エコの知恵

更新日:2010年07月05日

雨水タンクの利用で、都市型水害が防げる!?

普段の生活の中で、何気なく流れていく雨水。でも、これも実は大切な資源。雨水を貯めるタンクを設置することで、水を節約できるとともに、雨水流出抑制にも効果を発揮します。

淡水は世界的に見て非常に貴重な資源

雨水を含め、淡水は地球規模で見ると非常に貴重な資源

雨水を含め、淡水は地球規模で見ると非常に貴重な資源

資源では3R(Reduce、Reuse、Recycle)というのがありますね。それに対し、水には節水、利水、治水という3つの水への取り組みがあります。今回は水の3Rならぬ3水(!?)についてです。

日本はとても水に恵まれた国で、蛇口をひねれば、いくらでも水が出てきます。確かにテレビなどで、水に困っている海外の人たちを見かけることはあるものの、水の貴重さを実感することはあまりないのが実情ですよね。

地球上にある水のうちで、私たちが実際に使える淡水が何%程度あるかって知っていますか?実は、約97.5%は塩分を含む海水であり、そのまま利用することはできません。また淡水もそのほとんどは北極や南極の氷であって、実際に使うことができる河川や湖の水は地球上のたった0.01%、地下水を含めても0.8%に過ぎないのです。普段、水に困っていないだけにちょっと意外に思いませんか?

今のところ、すぐに日本で水に困るということはないでしょうが、やはり貴重な資源は大切に利用したいところ。もちろん、日本の水道水だって安いとはいえ、タダというわけではありません。価格は自治体によって異なるし、使う量によってもだいぶ違いますが、1立方メートルあたり100円~200円といったところです。

できるだけ節水することにより、家計にもいい効果が出るはずです。
 

雨水タンクを設置して雨水を有効利用する

セキスイの雨水貯水タンク「マイレーナ100」。100リットルの雨水が貯められる

セキスイの雨水貯水タンク「マイレーナ100」。100リットルの雨水が貯められる

そんな節水に大きく役立つのが雨水タンクの設置です。雨水タンク自体、まだあまりポピュラーでないし、、店頭に並んでいるものではありませんが、探してみるとさまざまな製品が発売されているんです。プラスティック製のものや、金属製のもの、ウィスキー樽を再利用したものなど、いろいろありますから、見ているだけで、結構楽しいですよ。

こうしたタンクには雨水の流れる雨どいから分岐させることで、効率よく雨水を貯めることが可能です。

また、ポリバケツなどを利用して雨水タンクを自作してしまうというのも手。インターネットを検索すると、雨水タンクの作り方が書かれたページなどもあるので、興味のある方は探してみてはいかがですか?

 

雨どいから分岐させることで、雨水タンクに水を効率よく貯められる 

雨どいから分岐させることで、雨水タンクに水を効率よく貯められる

では、実際に雨水タンクにはどんな利用法があるのでしょうか?まずは庭の散水用には最適です。家庭菜園などをしている方なら、雨水だけで散水の大部分をまかなうことができるでしょう。

また、洗車用に使ったり、玄関の掃除などに利用するのもいいし、真夏なら打ち水に使うのもお勧めです。そもそも、庭の散水や洗車用水に、飲み水を利用するなんてもったいない使い方。雨水をうまく活用したいところですね。

次のページでは、災害時の雨水利用について考えてみます
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この記事の担当ガイド

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塩 将一

太陽光発電システムなど住宅商品の技術研究員。一級建築士として住宅設計にも携わる。

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