Windowsの使い方/キーボード・マウス・日本語入力

キーボード・マウス・MS-IMEの便利な使い方

日本語を入力するときには必ず使う日本語入力システム(MS-IME)。でもこれ、読み方がわからない漢字などを調べるときにもとても便利なんです。この他にも、キーボードやマウスを使いこなす記事を集めました。

執筆者:酒井 雄二郎

Windowsには便利なキーボードショートカットが満載

パソコンの入力方法にはペン入力や音声入力など各種ありますが、なんといってもWindowsではキーボードとマウスが主役です。

パソコン上達の近道は、キーボード操作にいち早く慣れることです。基本をきちんとマスターすれば、上司や仲間にも驚かれるほど飛躍的に上達します。

特にノートパソコンをお使いの方にお勧めなのは、ショートカットキーによるパソコン操作です。マウスを使わなくても、大概のことはキーボードでこと足ります。

たとえば、マウスを使わなければできそうもないウィンドウのサイズ変更も、[Alt]キーを押しながら[スペース]キーを押してメニューを表示させ、[S]キーで[サイズ変更]メニューを選択すれば、矢印キーで簡単にサイズを変更できます。サイズが決まったら[Enter]キーで確定します。
 

 

また、名前や地名などの「読み」の分からない漢字を入力する際に大活躍するのがマウスです。「読み」が分からなくても、日本語入力システム(MS-IME)の[手書き]アプレットを使うと、簡単に調べることができます。手書き入力の漢字辞書としても使えて、とても重宝します。まず、言語バーの[IMEパッド]ボタンをクリックします。



ボタンをクリックすると、IMEパッドが表示されます。そして、入力枠にマウスポインタを移動して、「読み」の分からない文字をマウスで描きます。入力枠に一部を入力しただけで、右側に候補となる文字が表示されます。



調べたい文字をマウスでポイントすると「読み」が表示されます。文書に入力したいときはクリックで選択し、[Enter]ボタンで確定します。



この他にも、キーボードやマウスを使いこなす記事がたくさん用意されていますので、ぜひご利用ください。

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