ハイ・イールド債の最近の投資成績
米国のハイ・イールド債の2012年2月末時点の利回りは7.5%。同じ米ドル建てでも新興国国債の5.4%、投資適格債の3.4%、米国債10年物の2.0%、そして、もちろん日本国債の1%にくらべても高利回りとなっています。
デフォルト率は、すべての発行企業のうちデフォルトした企業の割合をあらわすもの。ハイイールド市場の安定度をはかるうえで大事な指標です。
一方、デフォルト率は、過去10年の平均値4.6%に対し、2012年2月末時点で2.3%。リーマンショック以降、一時は10%以上に達した時期もありましたが、昨年ごろからは低位で落ち着いています(みずほ投信:2012年3月12日「
米国ハイイールド債レポート」)。アメリカ雇用の改善、企業業績の堅調見通しから、今後も安定傾向が続くとみられているようです。
ただし、欧州債務問題の深刻化や原油価格の高騰などで経済が不安定になれば、企業の信用力が下がってデフォルト率が高まり、ハイイールド債価格が下落するおそれがあるので注意しましょう。
また、最近はさらなる高い利回りへのニーズから、米ドル建てでも新興国のハイイールド債に投資するタイプ、アメリカ・欧州のハイイールド債に投資しながら新興国通貨建てで運用するタイプも増えています。これらは米国、欧州のハイイールド債市場に投資するタイプよりもリスクが高いことにご留意ください。
>>最後にハイ・イールド債ファンドに投資する上で大事なポイントをお伝えします。