時節柄、おかげさまで確定申告をすると税金が戻る人シリーズに反響があるようです。では、実際にそのような人が利用する申告書は源泉所得税が差し引かれるほど退職金をもらった人は別として、一般には確定申告A様式が使用されます。
今回は、具体的な記入方法を解説します。
Q 私は思うところあって昨年の中途で退職いたしました。退職時の収入状況などは以下のとおりです。確定申告をすれば税金が還付されると聞いたので申告しようかと思っているのですが。どうしたらいいでしょうか。
<退職時の収入状況>
● 収入状況 8月退職 8月までの給与300万円 会社名 株式会社 アバウト
● 源泉徴収税額 18万円
● 給与から天引きされた社会保険料 25万円
● 退職後に国民健康保険・国民年金に加入 支払額10万円
● 退職後失業保険を受給 現在も継続給付中具体的なイメージをつかむためにホームページなどで
申告書をダウンロード(できればプリントアウト)しておくといいでしょう。
では、ポイントごとにみていきます。
記入の大原則は第二表から第一表へ
確定申告書のイメージというと緑(収入金額)とか青(所得金額)とか赤(所得から差し引かれる金額)とかでカラー刷りになっている書類をイメージされる方も多いかと思うのですが、まず記入すべきは第二表となります。
まず、所得の内訳(源泉徴収税額欄)の左の所得の種類から順に下のように記入します。
(下の図を参照してください)
● 所得の種類 給与
● 所得の生ずる場所 株式会社A商事
● 収入金額 3,000,000円
● 源泉徴収税額 180,000円 
この段階で第二表の源泉徴収税額の合計額が確定しますので、第二表の30の欄から第一表の税金の計算 源泉所得税額30の欄へ転記します。