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ボーナス相場は6月が熱くなる?

6月は会社員にとって待ちに待ったボーナスが支給される月。株式投資をしている人はボーナスで投資をしようと考える人も多いでしょう。そこで今回は夏場の株式市場の傾向について調べてみました。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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6月は会社員にとって待ちに待ったボーナスが支給される月です。ボーナスが支給されれば、株式投資を行っている人はボーナスで少なからず投資を行おうと考えるでしょう。そこで今回は、夏場の株式市場の傾向について調べてみました。結果、東証マザーズ指数とボーナス支給の相関関係が見えてきました。

日経平均と東証マザーズ指数の推移
2004から2007年の日経平均と東証マザーズ指数の推移
クリックで拡大します。
図は2004年から2007年にかけての5月から8月の各月の日経平均と東証マザーズ指数の推移です。

過去4年間のデータでは、東証マザーズ指数は6月が相対的に上昇しやすい月であり、逆にそれ以外の5月、7月、8月は下落している月が多いです。

東証マザーズ指数が6月に相対的に強いのは、ボーナスが出た個人投資家が新興市場の株式を買っていることがひとつの要因と言えるでしょう。逆に7月以降は、6月に買った投資家が売却しやすい時期かもしれません。

一般的に東証マザーズのような新興市場の投資家の主体は個人投資家です。個人投資家の懐具合が一番反映されやすいのが東証マザーズ指数といえます。ですから、日経平均よりも、東証マザーズにボーナスの影響が出やすいと考えられます。

あなたは6月に新興市場の銘柄を買いますか?
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