株・株式投資/株式銘柄の選び方

株売買にアナリストレポートを活用しよう

何事もプロの意見に耳を傾けることは大事です。株式投資で企業について調べたいときがよくあると思いますが、その企業調査のプロがアナリスト。そんなアナリストのつくった調査レポートがインターネットで無料で読めること、ご存知でしたか?

藤村 哲也

藤村 哲也

株式 ガイド

元証券アナリストとして数多くの企業取材と相場分析を経験。日本株・米国株・中国株を対象に、銘柄選びだけでなく、買った後の保有・売却・損切り・現金化までを重視した株式投資の考え方を発信。個人投資家が相場に振り回されず、納得感を持って資産形成に取り組めるよう、実践的な株式投資情報を届けている。

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アナリストにも3種類

ひとくちにアナリストといっても、「セルサイド」「バイサイド」「独立」の3種類があります。

セルサイドのレポートとは、売る方、つまり証券会社の顧客の個人投資家向け、あるいは大口顧客である機関投資家に対するサービスとして投資先を選定する際の情報提供をすることが主な目的になります。

証券会社では多数のアナリストを抱えて、個別や業界のレポート等多数のレポートを発行しています。現在インターネットで比較的簡単に入手できるレポートもありますが、こうしたレポートはその中のほんの一部に過ぎません。個人投資家が閲覧できるのは、週報など誰もが見れる簡単なレポートです。アナリストが時間をかけてまとめる詳細な個別レポートは機関投資家などが年間契約などで常に情報を押さえています。

バイサイドのレポートとは、保険会社や信託銀行などの資産運用会社が作成するレポートで、自らの運用向上のために使用されるレポートですので機密性が高く一般的には見ることはできません。ファンドマネージャーは、何十億といった大口資金を投資するためにこうした自社のバイサイドアナリストのレポートに加え、信用おけるセルサイドのレポートも参考にしています。

最後に、独立系のアナリストは、セルサイド、バイサイドのどちらにも属さず、中立の立場・精神で投資判断レポートを投資家に提供しています。こちらは主に有料のレポートになります。

一般に私達が目にするのは、ほとんどセルサイドの誰でも知っているレポートになります。誰でも知っているとはいえ、なかなか個別企業を調べることができない個人投資家にとっては非常に重要な情報源になっています。ただ気をつけなければいけないポイントがいくつかあります。
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