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【緊急レポート第2弾】 三菱自動車の適正株価!

三菱自動車の再生計画が発表されました。そして、証券会社各社もそれに対する評価を発表し始めました。ずばり、三菱自動車の適正価格は?

執筆者:保畑 公志

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こんにちは、ルークです。


今回は、三菱自動車のアップデートをしたいと思います。

三菱自動車が大変だ

そうそう、サッカーファンの方は先にこちらへ


上の記事を書いてから、三菱自動車の支援先がほぼ固まり、今後の株価の見通しを書ける状況になってきました。三菱グループも面子が許さないのか、かなり必死に三菱自動車の建て直しを測っているみたいです。

それにしても、三菱グループの面子って何なんでしょうかね。

先の再建計画の発表を受けて、多くの証券会社から三菱自動車の見通しに関するレポートが出てきました。結論から言うとどの会社もネガティブです。参考までに各社の投資見通しを書いておきますね。




上の一覧を見てもらえば一目瞭然なように、三菱自動車が今後急激に業績を回復するという見通しを立てているところは皆無です。参考までに再建計画で発表された骨子をまとめてみますので、興味のある方は読んでください。(興味のない方は飛ばしても結構です。)

<事業再生計画>
(1) 経営計画
?会社に対する信頼の回復を目的に、社外の有識者4~5人で構成される「企業倫理委員会」の設立
?事業再生の具体案を短期間に立案することを目的に、フェニックス・キャピタルの代表を委員長とする「事業再生委員会」の設立

(2) 収益構造改革
?生産能力の削減
・国内3工場のうち06年度までに岡崎工場での車体生産を終了し、水島工場とパジェロ製造の2拠点に集約
・米国製造子会社のうち、エンジン工場を05年度に閉鎖、車体工場を3万台規模に半減
?間接人員を06年度までに30%(7,600人)削減
?資材費の15%削減
?現状15あるプラットフォームを2010年までに6つに統合
?米国での販売金融事業の見直し
?本社を東京から京都工場に移転

(3) 商品戦略
?三菱DNAを体現した新商品を今後4年間に全世界で合計44車種投入
 (年度別)04年度:11車種、05年度:12車種、06年度:11車種、07年度:10車種
 (地域別)日本:16車種、欧州:10車種、北米:7車種、中国:11車種
?中国では現地合弁会社への出資比率引き上げにより、三菱ブランドの生産・販売網を構築
?ダイムラークライスラーとのアライアンスは、経済合理性を検討して案件毎に可否を判断


三菱自動車
・・・以上です。質問のある方は挙手にて、なーんて言うといっぱい質問が飛んできそうですね。実際にはレポート用紙56ページにもわたる再建計画でした。あまり難しい話はしたくないので数字の話は控えておきますが、大枠の計画はこれ以上はありません。個人的にはダイムラークライスラーの発表があってからこれまでの1ヶ月足らずの期間で、56ページもの再建計画を纏め上げたのは評価できるのですが、ただ「急いで纏めた感」がありありです。詳細がほとんどつめ切れてないんです。そして、そのつめ切れてないを前提に三菱自動車は、3年後には黒字転換をすることを目標にしていると発表しました。

甘い! どう考えても甘い!

更新日:2004年05月27日

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