医療保険関連情報

更新日:2002年07月29日

医療共済 VS 民間の医療保険

現代は半健康な長寿社会。医療保障の必要性が増しています。巷では「共済は安くて保障内容充実」と言われています。本当でしょうか? 民間医療保険と比較検討すると意外な結果が……。

《目次》
CO-OP共済では
民間の医療保険では
保険料を比較すると
10月から患者の自己負担限度額アップ


『JOURNAL of Financial』(日本ファイナンシャルプランナーズ協会発行)6月号に、ちょっと気になるフレーズを発見。FP誌上講座「リスクと保険」で取り上げた「加入済み生命保険の見なおし手順」の中のものです。曰く「共済によっては70歳以降の病気入院での保障が……」

折しも50代の友人から医療保険の相談を受け、調査活動開始体制に入ったばかりというタイミングの良さ。早速手元にあったCO-OP共済のチラシをチェックしました。


CO-OP共済では

チラシには「65才以降は高齢者向けの制度で継続できます。高齢者向けの制度につきまして、満65才の満期時に個別にご案内いたします」、と小さな文字で書かれています。でもこれでは内容が全くわかりません。そこでCO‐OPの共済事業部へ問い合せました。

65歳以降の共済は、少し複雑なシステムです。
満65才になると、「シルバー70」「あいぷらすゴールド80」「ゴールド80」のいずれかに移行します。この時点で保障内容がカットされます。保障期間は80歳までです。

また、「あいぷらすゴールド80」「ゴールド80」に移行しても、一度70歳の時点で更新することになります。ということは、65歳で一度、70歳で更に保険料がアップするということです。保障内容と保険料は次の通りです。

<ゴールド 80/5型>
女性    男性
————————————————————
入院給付日額   5,000円   5,000円
長期入院     30万円    30万円
死亡       100万円   100万円
---------------------------------------
保険料(65才~) 5,730円   8,790円
保険料(70歳~) 8,730円   11,965円
---------------------------------------
70歳の更新時
解約返戻金    51,970円  61,970円
————————————————————


*70歳更新時に支払われる解約返戻金を考慮すると、65歳~70歳未満までの実質月額保険料は女性4,864円、男性7,757円になります。

*病気は5日目から、ケガは1日目から入院給付金が給付されます。

1回の入院の支払い限度日数は180日、通算支払い日数は750日です。

*長期入院とは、270日以上継続入院した場合です。

*64歳まで保障されていたケガ通院、家族死亡保障、住宅災害保障などは無くなります。

*「あいぷらすゴールド80」には手術給付金がついています。

*生協から脱退すると、1か月後に解約となります。(加入条件は「生協の組合員、または組合員と生計を共にする2親等以内の親族…」。)


<関連記事>「がん入院給付金の誤解」
「終身医療保険のキーポイント」
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