■預株料を計算するでは「伊藤園」を例に預株料を計算してみましょう。
<預株の条件>
逆日歩は10銭(1株当たり)、100株を預株(1単元=100株)
預株基準日5月15日の終値=3870円 預株日数=1日
・品貸料:10銭×100株=10円
・貸株代わり金に対する金利:
3870円×100株×0.6%÷365日×1日=6円
・1日の預株料:10円?6円=4円
これを年金利に換算すると
4円÷(3870円×100株)×365日×100=0.377%
預株しているからといって毎日あなたの株が貸し出されるとは限りません。また、逆日歩も日々変わりますので、預株料は毎日変動し一定しませんが、実績では一般に預貯金に比べ魅力的な金利になっています。
■株価下落にもニッコリ!?「株を持つことのメリットといえば、配当や株主優待ですね。ここに預株による一種の金利収入(=預株料)が加わるのです。配当や株主優待が会社の業績に左右されるのに対し、預株料は株式市況に左右されます。株価が下がると預株料が入る可能性がある。株価下落から受けるストレスが、「預株料はいくらになるのかしら?」って逆にちょっと楽しい感じを持てるかもしれません。精神的メリットも大きいのではないでしょうか」と足立さん(前出)。
そうです。タンス株や株主優待目当ての株を持っている人にとって株価の下落は、イライラ、胃が痛む日々でしかありません。しかし
少額であっても預株料が入るとすれば気分は楽になるというものでしょう。
「小野薬品工業が8月1日付けで1単元の株式数を1,000株→100株に変更する」ように、多くの企業が1単元の株式数を小口化しています。株価の下落と単元株の引き下げは、
自前で株式投資信託を作るチャンスの到来とも考えられます。
「配当と預株料である程度の収益を確保し、じっくりと株の売却時を狙う」ことを目標にした新しい株式投資の道が整備されたようです。
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