教育ローン/教育ローンの基礎知識

ネットで民間の格安教育ローンに申込む

国の教育ローンほど低金利ではないけれど銀行よりも低金利かつ固定金利、しかも無担保という民間教育ローンがあります。例えば保険会社の……。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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教育ローンは第一に国の教育ローン、次いで銀行の教育ローンというのが一般的です。しかし、国の教育ローンほど低金利ではないけれど銀行よりも低金利かつ固定金利、しかも無担保という教育ローンがあります。

平成16年、国民生活金融公庫が国の教育ローンを利用している人を対象にアンケート調査を行った結果、国の教育ローンを利用しているのは子供の在学別に大学=48.9%、専修・各種学校=24.4%、高校=18.2%と、高校卒業後に利用する人が多いことがわかりました。また家計と教育費関に関するアンケート調査の結果は

1.「家計における教育費の実態調査(アンケート調査)」では、
・受験対策のために高校生の45%が学校外教育を受講しており、そのうち45.5%が学習塾や予備校・進学塾に通い、13.9%が通信教育を利用。
・通信教育にかかる費用は20万円未満が約55%(10万円未満=13.6%、10万円以上20万円未満=40.9%)、一方予備校や進学塾、家庭教師等にかかる費用は20万円未満は20%弱。
・家庭外教育を受講していない理由は、必要性がない・子供が希望しない(約38%)、費用がかかる(40.5%)
2.「家計における教育費負担の実態調査(アンケート調査)」では、
・高校卒業後進学先によって卒業までにかかる費用は、専修・各種学校等=273万円、私立短大=285万円、国公立大学=348万円、私立大学文系=552万円、私立大学理系=690万円
・自宅外通学者が1人以上いる家庭は42%、仕送り額は年間120万円。

と、高校卒業以降の教育費が相当な金額に上ることもわかりました。

日立キャピタルは3.8%(保証料込み)

日立キャピタルの教育ローンは保証料込みで3.8%の固定金利。融資額は10万円~300万円(1年分の費用)1万円単位、次年度からは1年単位で融資、というものです。ただし地域限定!北海道のみなのです。

融資対象は、高校・短大・大学・専門学校・大学院・予備校の入学金や授業料、就学のための家賃・寮・下宿・留学費用です。

年収300万円以上で勤続年数3年以上、満20~60歳(完済時65歳以下)と融資条件も緩やかです。

損保ジャパンは3.9%+保証料(平成17年3月31日まで)

損保ジャパンが取り扱う「損保ジャパンNET教育ローン」は、固定金利で年利4.9%。2月25日~3月31日に申し込むと金利が3.9%と1%金利優遇が受けられます。

融資額は30万円~300万円で1万円単位。融資対象は、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・短期大学・専門学校の入学金や授業料(1年分)及び制服代等です。

融資条件は、20歳以上59歳以下(完済時60歳以下)、勤続3年以上年収200万円以上です。

【返済例 試算】
融資会社借入額返済期間毎月の返済額返済総額
日立キャピタル50万円3年14,718円529,848円
50万円5年9,163円549,780円
100万円3年29,435円1,059,660円
100万円5年18,326円1,099,560円
損保ジャパン50万円3年14,739円532,240円
50万円5年9,185円552,743円
100万円3年29,479円1,064,496円
100万円5年18,371円1,105,505円

*元利金等返済
*損保ジャパンは、金利3.9%+保証料で計算した。


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