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平成20年住宅ローン返済中の世帯の家計収支

平成20年住宅ローンを抱えている世帯の実態――収入、消費支出、黒字、毎月の返済額、負債額など――を「家計調査」や「フラット35利用者調査」などからご紹介します。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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<目次>
■住宅ローン返済中の世帯の平均貯蓄額と負債額
住宅ローン返済世帯の家計の実態
住宅ローンの毎月返済額と返済負担率

住宅ローン返済中の世帯の平均貯蓄額と負債額

平成20年「家計調査報告(貯蓄・負債編)」(総務省)で浮かび上がる住宅ローンを返済中の世帯(2人以上の世帯のうち勤労者世帯)の平均像は、
  • 世帯主の年齢   45.7歳
  • 年間収入   780万円(対前年?2%)
  • 貯蓄現在高   901万円(対前年?2.6%)
  • 負債現在高   1547万円(対前年?2.2%)
  • 住宅・土地のための負債   1475万円(対前年?1.9%)
で、646万円の負債超過の状況にあります。


住宅の建築時期別に細かく見ると、昭和61年以前では純貯蓄額(=貯蓄現在高?負債現在高)が1455万円もあるのに対し、平成11年以降では負債超過に陥り、平成16年以降では負債超過額は577万円にも上ります。
<持ち家世帯の住宅の建築時期別貯蓄・負債現在高(2人以上の世帯のうち勤労者世帯)>
持ち家世帯の住宅の建築時期別貯蓄・負債現在高(2人以上の世帯のうち勤労者世帯)


住宅ローンを返済中の世帯の家計の実態は・・・・次ページで
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