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配当金を年4回もらう方法

長期で株を保有する人にとって大きな魅力となるのが配当金。今回は、その配当金を年に4回もらう方法を伝授します!

執筆者:大竹 のり子

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長期で株を保有する人にとって大きな魅力となるのが配当金。今回は、その配当金を年に4回もらう方法を伝授します!

配当金の常識が大きく変わった!

会社法の施行は配当金にも大きな影響を及ぼすことに。長期保有なら要注目だ。
長期で株を保有する人にとって大きな魅力となるのが配当金。その配当金の常識が、会社法の施行によって大きく変わりました。

これまでは、商法などによって、「企業が株主へ配当金を出せるのは年に2回まで」と決められていました。しかし、2006年5月の会社法の施行によって、定款を変更すれば、株主総会の決議によって年に4回、配当金を出すことが可能になったのです。

年4回配当をもらえる企業は?

こうした流れを受けて、いろいろな企業が続々と四半期配当を行うことを宣言し始めています。

ライオンホギメディカルはすでに定款の変更も終え、四半期配当への準備を整えています。 HOYA リソー教育なども四半期配当を行うことを発表。早ければ4~6月の第1四半期にも配当金を出す予定です。

そして、証券会社も四半期配当に前向きなところが多い様子。野村ホールディングスも今期からさっそく四半期配当を実施。1株あたりの年間の配当金を最低32円とし、これらを4回に分けて配当していく方針です。業績が好調なら、さらに上乗せされる可能性もあります。日興コーディアルグループも早々から四半期配当の実施を決定しています。

株主重視の流れが加速中

現在、四半期配当の実施に向けて動いている企業はほかにも数多くあります。例えば、日本を代表する大手企業であるトヨタ自動車本田技研工業。このほか、日立工機スギ薬局なども四半期配当に大きな関心を寄せています。これらの株を買えば、近いうちに年に4回配当金をもらえる可能性は高いかもしれません。

四半期配当がもっともっとメジャーになれば、決算期の異なる銘柄を3つ持つことで毎月配当金がもらえるなんていうことも!投資家にとってはますます株式投資の楽しみが増えそうですね。

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