FOMCって何だ?
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| ニュースでも話題になるアメリカの利下げ。世界経済への影響も考えられる |
4月30日、FOMC(米連邦公開市場委員会)は、短期金利の指標であるFF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標を0.25%引き下げ、2.00%とすることを決定しました。資金繰りの困難な金融機関に融資する際の金利である公定歩合についても、FF金利と同じく0.25%引き下げて年2.25%となり、昨年9月以降の利下げ幅は計3.25%に達しました。
FOMCとは、アメリカの連邦公開市場委員会のことで、日本でいうと日銀の金融政策決定会合に相当する委員会のことです。現在の景況判断と政策金利の上げ下げや為替レートの誘導目標などの公開市場操作の方針を発表します。
アメリカの株式市場や為替レートだけではなく、世界の金融マーケットに大きな影響を与えるとても重要な役目を果たすのです。そのため、日本でもFOMCの発表前というのは様子見ムードとなり、相場がそれほど動かなくなることもあります。
FOMCは、FRBの理事7名と5人の地区連銀総裁の計12名で構成されています。通常FOMCの議長はFRBの議長が務め、現在の議長はベン・バーナンキ氏。そして、名前を聞いたこともあるという方も多いと思いますが、アラン・グリーンスパン氏もFRB議長でした。
利下げの影響は?
FOMCで政策金利の利上げ・据え置き・利下げの判断がなされますが、市場に与える影響を違う角度から見てみましょう。
市場では、利下げなのかどうかではなく、市場関係者の予想と一致するかどうかも1つのポイントになります。つまり、サプライズがあるかどうかです。
例えば市場が0.25%の利下げを期待している場合に、その通りに利下げが行われても影響はほとんど出ません。やっぱりね、という感じです。
しかし、予想がはずれた場合、市場に与える影響はかなり大きいこともあるのです。
たとえば、2007年9月18日のFOMCでは、サブプライム問題の懸念から、市場関係者の間では0.25%の利下げが予想されていましたが、実際には0.5%の利下げが行われました。これは良い方向でのサプライズです。
そのため、株価は急上昇しました。逆にもし市場が利下げを期待している時に利下げを行わない、あるいは予想よりも下げ率が低い場合には株価は暴落する可能性もあるのです。
次のページでは利下げと円高の関係を見ていきましょう。