「守り」と「攻め」
さて前回の記事の続きとなる今回は、「コアサテライト戦略」について見ていきましょう。
コアサテライトというのは「コア」と「サテライト」の2つの部分に分けることができます。
コアというのは「核」になる部分で、「守り」の運用とでも言いましょうか。資産運用で考えた場合には中心(軸)となる部分で、ここに当てはまるものの条件は大きくわけて3つあります。
■低リスク
■低コスト
■十分な分散
日本株、外国株、日本債券、外国債券の4つで構成するというのが一般的です。ただ、これを自分で個別で買うとなると大変なので、国内外の株式や債券に投資するインデックスファンドを使うのがいいと思います。
「コア」と「サテライト」の中身
日本株であれば、TOPIXに連動するようなインデックスファンドがおススメです。というのもTOPIXは東証1部に上場している全銘柄が対象となっているので、分散という意味でも威力を発揮します。
外国株式や外国債券でもインデックスファンドを使うのがいいでしょう。ただし、これには為替のリスクと金利の変動というリスクがつきものです。債券については外貨MMFなどは短期の債券になるので、金利のリスクは低くなります。
日本債券の場合にもMMFや中期国債ファンドなどを使うのが便利です。
一方でサテライトは、コアの周りに位置づけられるので、プラスα部分となります。この場合には、多少リスクがあったり、コストがちょっと高いなどがあります。つまり、特殊な分野への投資やアクティブな運用ということになり、「攻め」の運用です。
もちろん、コアとサテライトではコアの割合を多くするのがポイントです。あくまで安定性を持った資産運用を目指すので、マーケットの煽りを少しでも減らすのであれば、コアの部分で耐える必要があると思います。
サテライトの部分は個別の事情などで大きく動くこともあるので、その場合でも耐えることができるよう割合を考える必要が出てくるのです。そうなると資産全体の1~2割くらいがいいもかもしれません。今後の資産運用の見直しとして「コアサテライト戦略」を取り入れてみるのもおススメです。
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