リターンを上げるために必要なこと
ガイド:シェアーズの意味は?
山口さん:「分かち合う」とか、「共有する」、あとは「株」にもかけてあります。株式を保有することで会社とお金を共有しようという考え方ですね。そこで投資をする方法とか知識を提供しようと考えています。
ガイド:シェアーズの特徴は?
山口さん:たぶん分脈がいくつかあると思うんですよ。たとえば、投資でリターンを得ようという分脈も大事です。でも他にもあって、会社のことをより深く理解しようとすることも分脈の1つですよね。なので、株が上がる下がるということと会社をより深く理解することをリンクさせて、お金を投じやすくしたいと思っています。バフェットも言うように対象をより深く理解した方がリターンが上がりやすいですからね。それをサポートできるというのが、他と違うと思います。
ガイド:そのために、指標を画像化させたわけですね。
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| 画像はシェアーズで提供してくれる企業分析の一部。データを画像化することで、瞬間的にイメージできるようになっている。これらの図の見方は、第2回目の記事にて。 |
山口さん:そうですね。あとは企業価値がワンクリックでわかるとか。
ガイド:私なんかは、ずっとテクニカルでやってきた人間なので、正直読めないんです。だから、まずどこをどう見ればいいのかがわからない。
山口さん:でもちゃんとサポートしているので、大丈夫だと思います。ただ、
教材とかセミナーである程度知識を得てからの方が理解度は上がると思いますね。そのあとでのツールという感じかもしれません。あとは10月10日に「
デューデリジェンスのプロが教える企業分析力養成講座」という本がでるので、それと組み合わせて進めていくといいと思います。
ガイド:これはどういう人に使ってほしいですか?
山口さん:普通の個人投資家の方ですね。長期投資家です。
ガイド:最近長期投資家は増えているのでしょうか?
山口さん:社会のある一定層はいますね。この割合は変わらないと思います。だいたい投資家の10%~15%くらいが長期投資家でしょうかね。それで、今株価が下がっているのでいわいるバリュー投資家になっている状態です。
ガイド:最近株価が下がっているので、買ってしまったらたまたまバリュー投資家になってしまったということもありますよね?
山口さん:ああ、それはありますね。でも「確信犯」かどうかっていうのはすごく重要なんですよ。
投資家は確信犯であるべき、そして投資は歯磨きであるべき
ガイド:「確信犯」ですか。
山口さん:だって、投資っていうのは、たとえば3か月やってそれ以降はやらなくてもいいというわけではないですよね。試験じゃなくて歯磨きだから。投資は歯磨きと一緒なんです。結局一生続けていく生活習慣の一部になっていなければならないと思うんですよ。
ガイド:というと?
山口さん:仮説と検証の繰り返しでなければならないというか。つまり勝ち負けは意味がない。そうではなくて自分が考えたことと結果が合っているかどうかの差の方が重要なんです。
ガイド:だから、常に検証するんですね?
山口さん:そうそう。結局勝ち負けだけを見ていても、どうしてそうなったのかわからないんですよ。だから、結果と仮説の因果関係がわからないと、再現性がないんです。もう2度とできなくなる。ということは、長くできなくなるわけです。だから仮説と検証という概念で投資を捉える必要があるんです。今買えば、結果的にバリューになるから儲かる可能性は高いと思いますが、なんでそうなったのかがわかるほうが、圧倒的に大事なことです。
なるほど、投資は歯ブラシ。そして投資家は確信犯でなければならない。名言です。
確かに、儲かったか損をしたかはあくまで結果であって、その結果がなぜもたらされたのか、ここが最も重要なことです。そこをしっかりと考えないから、次に活かせないわけです。逆に考えれば、ここをちゃんと考えていけば、結果がどうであっても次に活かすことができる。これが成長する投資家の条件の1つだと思います。
さて、次回の記事では、実際にツールをどうやって使っていけばいいのかを紹介します。お楽しみに!
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