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「空白の5年間」、あなたならどうする?

老齢厚生年金の支給開始年齢が段階的に65歳支給となることに伴い、給料は60歳まで、年金が貰えるのが65歳からと、収入について「空白の5年間」が生まれる可能性があります。この5年間をあなたはどう過ごしますか?

和田 雅彦

執筆者:和田 雅彦

年金ガイド

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収入の空白期間ができるのを知っていますか?

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これからの老後は自助努力が必須の時代に!
老齢厚生年金の支給開始年齢が60歳から65歳に段階的にずれ込むことは、御存知の方も多いと思います。男性で昭和36年4月2日以降、女性で昭和41年4月2日以降生まれの方は、60歳から64歳の5年間全く年金が出ないことになります。

いつからずれ込むのか詳細はこちらをチェック!
特別支給の特別老齢厚生年金について

一方、一般的な企業の定年は60歳がほとんど。となると60歳から64歳の5年は給料はない、年金も出ない「収入の空白期間」ができてしまうことになります。

空白期間、いったいいくらお金が必要なのか?

一般的に、リタイア後の生活費は総務省の調査によると、月に約25万円が必要だと言われています。一方で、ゆとりのある老後生活をするには、月に37万円が必要と言われています。(生保文化センター調べ)月25万円の生活費としても、5年間分ともなれば、

月25万円×5年間=1500万円。

リタイア後は何かと支出も多くなるでしょうから、もう少し多めに用意する必要があると思います。皆さん、この金額をどう用意しますか?

5年間の収入源の確保の王道「働き続ける」

この5年間の収入の空白期間を解消する最も手っ取り早い方法は、「働くこと」でしょう。幸い高年齢者雇用安定法が改正され、平成18年4月以降、本人が希望すれば、定年まで勤めていた会社に段階的に65歳まで働き続けることができることになります(※1高年齢者雇用安定法の改正概要について)。

この改正は65歳まで働くことをある意味保障するものですから、働き続けるという選択肢を取ることで、この問題はある程度解決されるでしょう。5年間働き、年金制度にも加入することができれば、その期間分65歳以降受け取る年金額も増えることになります。あまり遠くない時期に、リタイアは65歳が当たり前になるでしょう。

働かない場合の対応策を次のページで考えます。
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