提供:国民年金基金連合会

年金入門関連コラム

更新日:2007年03月14日

平成19年4月以降に実施される年金改正は?

平成19年4月から実施される改正情報です。今回は、受給者を対象とする改正と遺族年金に関する改正をご紹介します。さらに年金の加入履歴等が送付されるサービス「ねんきん定期便」の情報もあります。

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年金情報のお知らせ~「ねんきん定期便」が一部スタート


平成16年3月から年金を受け取る時期が近づく58歳の人には、社会保険庁から「年金加入記録のお知らせ」が郵送で届くようになりました。このお知らせには、加入記録に間違いがないかどうか確認のうえ返送するはがきが同封されています。はがきを返送するときに年金見込額の送付を希望すると、後日郵送で「年金見込額のお知らせ」が届きます。

この「年金加入記録のお知らせ」と「年金見込額のお知らせ」の内容を、国民年金と厚生年金に加入する人全員に範囲を拡大して通知するのが、「ねんきん定期便」です。このねんきん定期便の本格実施は平成20年4月ですが、一部は平成19年中に前倒しして実施されます。現時点での導入スケジュール(予定)は以下の通りです。

【ねんきん定期便導入スケジュール(予定)】
年齢区分導入スケジュール
20歳~34歳
36歳~44歳
46歳~49歳
平成20年4月より、誕生月に加入期間、保険料納付額、加入実績に応じた年金見込額を通知
35歳平成19年3月より、35歳の誕生月に加入期間、加入履歴を通知。
平成20年4月より、35歳の誕生月に加入期間、加入履歴、保険料納付額、加入実績に応じた年金見込額を通知。
45歳平成19年12月より、45歳の誕生月に加入期間、加入履歴を通知。
平成20年4月より、45歳の誕生月に加入期間、加入履歴、保険料納付額、加入実績に応じた年金見込額を通知。
50歳~54歳平成20年4月より、誕生月に加入期間、保険料納付額、加入実績に応じた年金見込額、将来の年金見込額を通知
55歳~60歳平成19年12月より、誕生月に加入期間、保険料納付額、加入実績に応じた年金見込額、将来の年金見込額を通知。
※58歳到達時には、上記に加え、加入履歴を通知。


35歳と45歳の人には、平成19年中に「ねんきん定期便」の一部が先行して導入されます(通知内容は:加入期間、加入履歴のみ)。
また、55歳以上の人には「ねんきん定期便」が平成19年12月から先行して導入されます(通知内容:以下の1~5全て)。

以下については、平成20年4月から本格実施されたときの通知内容です。
  1. 年金の加入期間
    第1号~第3号の被保険者の種類別の加入月数。第1号被保険者としての加入期間については、保険料の納付状況(納付済か保険料免除を受けているか)と付加保険料の納付も通知されます。
    また、厚生年金の加入者は、厚生年金の加入月数が通知されます。

  2. 加入実績による年金見込額
    1.で通知される加入実績のみで計算した年金の見込額が通知されます。将来の加入見込みは反映されず、年金額の計算も計算時の水準(例えば、平成19年に届くものならば平成19年の年金額を元に計算する)で行うので、実際の受取額とは異なります。

  3. 納付した保険料の累計額
    保険料を負担している第1号被保険者と厚生年金の加入者である第2号被保険者が納付した保険料の累計額が通知されます。

  4. 加入履歴
    年金の加入状況(勤務していた会社ごとの加入記録など)

  5. 将来の年金見込額
    50歳以上の人には、現時点で加入している制度に引き続き加入した場合の年金見込額、50歳未満の方には年金額の早見表が送付されます。

今年に限らず、来年以降も年金の改正は続きます。「知らなかった…」と、ならないよう、このサイトでは、今後も改正情報をお知らせしていきます。

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原 佳奈子

年金・ライフプランのプロであるガイドが、そのしくみや活用方法を丁寧に解説してくれます。

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