●貯蓄が増えた理由は?
給料カットや社会保険料のアップなど、収入減になった人も多い中、貯蓄を増やしている人はどんなことをしているのでしょうか。
最も多いのは意外にも
「収入が増えたから」。年功序列賃金から
能力給制に変えた企業も増えていますが、20代~30代ではこれが収入アップにつながった人もいるでしょう。これを
そのまま消費にまわさず、きちんと貯蓄しているところはさすがです。
次に多いのは
「貯蓄割合を引き上げたから」。年金が減るかもという将来への不安や、子どもの教育費や住宅費用のためなど目的はいろいろかと思いますが、
「貯蓄する」という意識が高まっているのも感じます。
●貯蓄が減った理由は?
貯蓄が減った理由のトップは
「収入が減ったので、貯蓄を取り崩した」。特に40代では半数以上がこの理由。同時に「子どもの教育費のため」も40代では多くなっています。一番お金のかかる時期に収入減のあおりを受ける40代は厳しい世代といえそうです。
厚生労働省が2月2日に発表した2003年の毎月勤労統計調査(速報)によると、月間平均給与は
34万1820円で前年比0.4%減少し、
3年連続の減少となりました(従業員5人以上の企業。現金給与総額)。正社員だけ見ると1.3%減と6年連続の減少となっているそう。まだまだ明るい兆しは見えてきませんが、貯蓄がまったくできない状態が続くと不安が増すばかりです。キャリアアップを目指したり、家計の見直しなど今からできることを1つでも始めてみましょう。
家計の金融資産に関する世論調査(平成15年・金融広報中央委員会)