文章:上野 やすみ(前任ガイド)
あなたは今いくらの貯蓄を持っていますか?自分の貯蓄も思ったように増えず悩んでいる人も多いと思いますが、みんなはいくらくらい貯蓄しているものなのか。他人の財布も気になるところでしょう。
2003年9月に金融広報中央委員会から発表された「家計の金融資産に関する世論調査」では、貯蓄を持っている人の平均貯蓄額は
1460万円という結果でした。貯蓄がない人も合わせた全世帯の平均は
1099万円。
「こんなにたくさん貯蓄しているの!」と驚いた人も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。平均額は一部の高額貯蓄保有世帯の影響を受けて、実態よりも高い金額になる傾向があります。貯蓄の少ない順から多い順に並べてちょうど真ん中に位置する世帯の貯蓄額は
850万円。これを中央値といいますが、これでもまだ「自分よりも貯蓄が多い」と感じる人が多いかもしれません。
●貯蓄額の分布
●最も人数が多いのは『400万円』
統計数値を見る場合に「最頻値」という見方をする方法があります。これは、最も人数が多いところはどこか、ということです。
今回の調査でいくと
300万円以上400万円未満の201世帯が最も多くなっています。100万円以上200万円未満も193世帯ですから、平均値や中央値よりも少ない人が多いということがわかります。
●20代は200万円未満の人がほとんど
さらに年代別でみると、貯蓄を多く持っているのはほとんど60歳以上の人が占めています。退職金をもらったり、老後のために長い間蓄えているわけですから、若い人がそれより貯蓄が少ないのは当たり前なのです。
20代では200万円未満の人が約半数。30代、40代になってくると、貯蓄をしている人、していない人、すでに住宅などを買って貯蓄が減った人などライフプランの違いによってバラつきがでてきます。
●年代別 貯蓄額分布
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