マネープラン/シングル女性のためのマネープラン

シングル女性37歳で語学留学!

15年間ダンサーとして活躍していたシングル女性が一念発起してハワイへ語学留学へ!留学資金はどのように準備したのか、実際にかかる生活費などをインタビューしました。

執筆者:上野 やすみ

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いつかは海外で暮らしてみたい、留学してみたいといった夢を持っている人も多いでしょう。でも、実際にかかる費用はどのくらいなのか、留学後にどのようなことが待ち受けているのか心配になりますね。そこで、今回は実際に日本での仕事を辞め、ハワイへ語学留学した37歳シングル女性、木村公美(きむらまさみ)さんにインタビューしました。

15年のダンサー生活にピリオド。いざハワイへ!

ハワイの生活にも慣れ、ダイビングやフラダンスなども楽しんでいる木村公美さん。充実した笑顔ですね。
ガイド:留学をする前、日本では何をされていたのですか?仕事を辞めて留学をするにはかなりの決意が必要だったと思いますが、何がそう決断させたのですか?

木村さん:学校を卒業してから約15年間、ダンサーをしていました。様々なイベントなどでダンスを披露していましたが、その仲間には外国人も多く、自分の言葉でもっとコミュニケーションがとりたいと思っていました。通常の会話ならなんとかなるのですが、細かいことを伝えたいときや揉め事があったときなどいちいち通訳を通しているのはとてももどかしかったのです。それが英語をきちんと勉強してみたいと思い始めたきっかけです。そして、働き始めて15年経ち、この辺で一区切りしたいと思ったときに、お金も貯まったことだし本格的に勉強してみようかと留学を決意しました。ハワイにした理由は、もともと大好きだったのと、フラダンスも習いたかったから。こちらに来てちょうど1年になります。

ガイド:お金があったから、一区切りしたいと思ったときにすぐに行動ができたわけですね。ハワイでは毎日どのようなことをして過ごしているのですか?

遊びも語学も楽しめるハワイは楽園(写真はイメージ)
木村さん:現在は、アカデミアランゲージスクールに通って英語の勉強をしています。1日のスケジュールは、午前中はダイビングなどをしながらビーチで過ごし、午後は英語の授業、夕方から夜にかけてはフラダンスの教室に通ったり、友人と共に過ごしたりしています。

ガイド:留学のために用意したお金はどのくらいですか?

木村さん:まず学校の費用ですが、最初に申し込んだ学校は世界中に拠点のあるA英語学校で年間7500ドル(1ドル=110円の場合、82.5万円)、手続き費用が約10万円でした。でも、現地で探したらもっと安い学校があったので今年の4月からアカデミアランゲージスクールに転校しました。授業の時間数も違うので単純な比較はできませんが、アカデミアの場合、年間の授業料は4500ドル程度なので、予算の厳しい人には助かりますよ。私はA英語学校で消化していない講義数がありましたが、それはハワイ以外の拠点でも使えるということなので、来年はアメリカ本土のA英語学校に通うつもりです。

生活費としては月10万円を目安に3年分を用意しました(約360万円)。でも、ハワイは物価が高いので、月10万円はかなり甘い予算だったとわかりました。一番高いのは家賃。このところハワイは不動産価格が上昇しているため、家賃もどんどん上がっていきます。あるコンドミニアムでは1ヶ月の家賃が1300ドル(約14.3万円)。それだけで予算オーバーです。現在、私は知人とルームシェアをしていて、家賃は7万円ですんでいますが、毎日自炊で生活費をできるだけ抑えて月12万~15万円程度で暮らしています。

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