文章:上野 やすみ(前任ガイド)
「貯蓄を増やしたい」とマネー管理に興味を持つ人が増えてきましたが、シングルの貯蓄額は昨年と比べてどのように変化しているのでしょうか?金融広報中央委員会の「家計の金融資産に関する世論調査(平成17年)」の結果を見てみましょう。
<回答者の属性>
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単位:%
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20代~40代の割合は44.5%。年齢別の平均額は12月末に発表されますので、今回は単身者全体の平均額になります。
シングルの貯蓄中央値は18万円に減少
貯蓄のない人も含めたシングル全体の平均貯蓄額は
429万円で、昨年よりも180万円減少しました。この平均貯蓄額は、一部の高額保有者に引っ張られ、実態よりも高い数値になる傾向があります。そこで、貯蓄の少ない順から多い順に並べてちょうど真ん中に位置する世帯の貯蓄額(中央値)を見てみると、何と
18万円!昨年の中央値90万円から8割も減少してしまいました。
<2005年シングルの平均貯蓄額と中央値>
<2人以上の世帯も含めた全世帯の平均貯蓄額と中央値>
2人以上の世帯も含めた全世帯の平均貯蓄額は昨年よりも増えていますが、中央値は減っています。これは、「貯蓄のある人はますます増やしているけれど、貯蓄の少ない人の人数が増えている」。つまり、貯蓄のある人と、ない人の差が開いているということです。
そして、シングルは貯蓄のない人が41.1%と昨年より6ポイントも増えています。全世帯では2割強なので、シングルは貯蓄のない人が多いということがわかりました。
なぜ、こんなにシングルの貯蓄額が減ってしまったのでしょうか?