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貯める女と貯められない女 3つの違い

収入は同じくらいで、そんなに派手な生活をしているわけではないのに、なぜかお金が貯まる人と貯まらない人がいます。その違いはいったいどこにあるのでしょうか?それぞれの過去、現在、未来の3つを見てみましょう

執筆者:上野 やすみ

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「貯める女」と「貯められない女」……未来の姿はどう違う?
収入は同じくらいで、そんなに贅沢をしているわけではないのに、なぜかお金が貯まる人と貯まらない人がいます。その違いはちょっとした習慣や行動の違いだったり、考え方の違いだったり……。

「私は飽きっぽいから」「ルーズだから」などとあきらめないでください。今から少しずつ変えていけば大丈夫!

貯める女・A子さんと、貯められない女・B子さんを例に、「過去」「現在」「未来」の3つにおいて、思考、行動、習慣の違いをみてみましょう。

【過去】貯める女は小さな努力を積み重ねる

習慣や思考は、子供の頃に身につけたことがそのまま今も続いているということも多いものです。あなたの子供の頃はA子さん、B子さんのどちらに近いでしょうか?

■貯める女・A子さん
A子さんは、お小遣いをもらうと「今月はこれを買おう」と計画を立て、金額が高めのものは、お小遣いから少しずつ貯金をして、自分のもらっているお小遣いの範囲内でやりくり。

夏休みの宿題は、初めに計画を立てて毎日少しずつこなす。午前中はお勉強、午後はお友達や家族と遊んだり、というメリハリも。楽しい毎日だから、絵日記を書きながら1日を振り返ったり、将来の夢を描いたりするのもますます楽しい!

そんなしっかりもののA子さんも、時には親や先生から怒られたり、失敗して落ち込んだりしたこともあります。でも、そんなときも「次から頑張ろう!」と気持ちを前向きに切り換えていくようにしていました。

■貯められない女・B子さん
B子さんは、お小遣いをあるだけ使い、いつの間にかなくなっている。足りなくなったり、高いものは、親におねだり。

夏休みになると、毎日友達と遊びまわり、夏休みが終わりに近づくとあわてて宿題にとりかかる。楽しいことがたくさんあったのに、思い出せずに絵日記が書けない……。

失敗すると怖くなってもう二度とチャレンジしなかったり、怒られたりすると「だってしょうがないじゃない」と開き直ることも。

過去にとらわれず、新しい習慣を身につける

貯める女・A子さんは、計画的にコツコツと小さなことを積み重ねていますが、貯められない女・B子さんは成り行きまかせという傾向がありました。でも、「子供の頃はお小遣いを計画的に使っていたのに、今はお金が貯まっていない」という人や、あるいはその逆の人もいるかもしれませんね。

大切なのは、「過去がこうだったから」ということにとらわれないことです。生まれつきお金が貯められないのではなく、そういう習慣を身につけてこなかっただけ。ただ、習慣を変えて行くのに時間がかかることが多いので、B子さんタイプの人は新しい習慣が身につくまであきらめずに取り組み続けて欲しいですね。

では、貯める女、貯められない女の現在の姿をみてみましょう>>
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