グルメや買物も！女性向け「株主優待」

楽しみながら投資ができる株主優待！あなたは何をもらいたいですか？

株式投資を始めてみたいけれどどの銘柄を選べばいいか迷っている人も多いのではないでしょうか？そのようなときには株主優待のある会社から選んでみるのも１つの方法です。株主優待は「うちの会社に投資してくれてありがとう」と、企業から株主へ感謝を表すプレゼント。株式市場に上場している企業3864社のうちの28％にあたる1089社が導入しています。

プレゼントの内容は自社製品や、食事券、レジャー施設や映画の優待割引券、おこめ券など幅広く、株主優待のためだけのオリジナル商品を用意しているところもあります。今回は、女性向けの株主優待のある銘柄をピックアップしてみました。まずは、株主優待をもらえる基準からみてみましょう。

株主優待はどうしたらもらえるの？

株主優待をもらうためには「株数」と「期限」の条件があります。必要な「株数」は、企業ごとに決められています。例えば、マクドナルドは100株、吉野家は１株です。これを単元株（たんげんかぶ）といって、取引の単位にもなります。マクドナルドの株価は1730円ですが、100株が取引の最低単位なので、株主になるには1730円×100株＝173,000円が必要ということになります。吉野家は１株で株主になれますが、その株価は112,200円です。単元株が１株だから安く買えるというわけではないんですね。（株価は2009年２月13日の終値。税・手数料は含まず）

次に、「期限」です。株主優待をもらえる人は、「権利確定日」に株主になっている人です。この権利確定日は会社の決算と同じであるのが一般的です。多くの会社では決算が３月なので、３月末までに株主になれば株主優待をもらえる銘柄が多いんです（実際に優待品が手元に届くにはその１～２ヶ月になります）。

株主優待をもらうには、権利確定日を含め５営業日前までに購入すること！

ただし、株を買ってから株主になれるまで、購入日を含めて５営業日かかります。2009年のカレンダーで説明すると、権利確定日が３月31日の銘柄は、３月25日（水）までに買わないと株主優待をもらえないので注意してください。また、株主優待目的でこの時期に株主になろうとする人も多く、権利確定日が近づくと株価が上昇する傾向があります。今は相場全体が安い時期ではありますが、あまり直前すぎると高値づかみをしてしまう可能性があるので、買う時期も早めに検討したほうがいいでしょう。