文章:上野 博美(All About「マネープラン入門」旧ガイド)

将来どのような暮らし方をしたいかという考え方はひとりひとり異なりますので、その実現にかかる必要資金額もひとりひとり異なります。その目標額を達成するために、マネープランを立て、それを実行することになります。
老後資金は自助努力が基本 老後資金は自分で作るのが大原則です。つまり
自助努力がとても
重要です。しかし、努力しても病気やケガなど
不運のために
、最低限の生活ができなくなる場合もあるかもしれません。その場合には、お互いに助け合う
扶助の精神が必要になります。
ところが、「お互いに助け合う」ということを、
個人の自由に任せておいても機能しないかもしれません。他の人が助け合いのためのお金を払わなければ「私も払わない」というようなことが起こり得るからです。そこで、
強制の力が必要になります(国)。
年金の議論に耳を! 今、年金制度が議論されていますが、皆が真剣に考える必要があります。これは、マネープランを立てる上で、重要なことだからです。
毎月支払う保険料は、自分の大切な将来のために貯めることのできる資金でもあります。また、企業の保険料負担が増えると企業収益に影響を及ぼす可能性があり、そうなると私達の収入にも関係してきます。
年金制度の詳細を決める以前に、私達が、いったい
どのような年金制度にしたいかについて、考えを持っておくことが大切です。どのような年金制度にしたいかによって、保険料や年金額の水準、原資を税金で賄うのか保険料で賄うのかといった今議論されている内容が大きく異なってくるからです。