文章:上野 博美(All About「マネープラン入門」旧ガイド)
30歳以降の出産はマネープランにおいては要注意!
30歳代前半の出生率が上昇に転じたそうです。少し前までは「子供は30歳までに・・・」というのが一般的でしたが、価値観の多様化もあり、今では30歳を超えてから出産する人が多くなっています。
30歳を超えて子供を・・・というライフプランには、マネープランニングの観点から、きちんと考えておかなければならない、とても大切なことがあります。
出産時期、20歳代と30歳代でどう違う?
それを確認するために、おおざっぱではありますが、20歳代で子供が生まれるパターンと、30歳代前半で子供が生まれるパターンとで、年間収支や貯蓄残高の推移を比較してみることにします。
シミュレーションの設定条件は?
「夫27歳、妻25歳」で子供が生まれ、この年から住宅ローンを30年組んだ場合と、「夫34歳、妻32歳」で子供が生まれ、この年から住宅ローンを30年組んだ場合とで比較してみます。収入はいずれも夫が30歳と35歳の時に増え、その後は一定とします。ここでは、妻は専業主婦としますが、夫が50歳の時から「老後資金作り」にラストスパートをかけるために、妻はパートで働き、年間100万円を得ると仮定します。
つまり、教育費の必要時期や住宅ローンの終わる年齢だけが異なり、同じ夫婦が2通りの人生を歩んだものとして比較することになります。ただし、34歳(32歳)で出産のケースは、それ以前(「夫27歳、妻25歳」~「夫33歳、妻31歳」まで期間)の収支は考えないものとします。